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会見・コメント

2021-02-19 18:55 追加

JT・小幡真子「ゼロからのスタート。あとはやるだけ」、東レ・黒後愛「レギュラーラウンド全勝は嬉しい反面、苦しい道のりだった」 V1女子・セミファイナル前日記者会見

SV女子

 続いて、20日の第1試合で対戦する東レアローズ(レギュラーラウンド1位)とデンソーエアリービーズ(同4位)の監督、主将が登場。
 就任1年目で全勝でレギュラーラウンドを首位通過した東レの越谷章監督は、「全勝ではあるが、毎週しんどい試合が続き、精一杯戦ってきた」と話し、同チームの黒後愛主将は「レギュラーラウンドは目の前の1戦1戦を(必死で)戦い、全勝という形で終われたので、嬉しい気持ちの反面、苦しかったなと感じる」と、ともに無敗でありながら決して楽な道ではなかったことをにじませた。

 一方、最終週はフルセットを2試合戦い、最後の最後で4強最後の椅子を勝ち取ったデンソーの川北元監督は、「我々は勝ったり負けたりを繰り返しながら、選手たちがさまざまな状況の中でポジティブに取り組んでくれた。そういった中でピンチをチャンスに変えてここまで来れた。このチャンスを最大限に生かしたい」と東レ戦に向けての決意を語った。また、森谷史佳主将は、「レギュラーラウンドではいろいろなことがあった。自分たちの手で切符を掴んでセミファイナルに挑めるという感謝の気持ちを持って、自分たちのパフォーマンスをしっかり出せるようにしていきたい」と話した。デンソーは年明けに新型コロナウイルス感染者が出て、1月3週目までの試合の欠場を余儀なくされるなど、苦しんだ末に掴んだセミファイナル進出だけに感慨もひとしおである様子が窺えた。

 両チームとも主将は就任1年目でセミファイナル進出となったが、東レの黒後主将は「チームとして『氣迫』というスローガンを掲げて臨んでいる。(選手達が強いパワーやエネルギーを放出するという思いを込めているので)私がいちばん(率先して)やっていかなければならない部分だと感じている。そこの部分をどう表現していくのかを見ていただけたら」と話した。また、デンソーの森谷主将は、「自分がキャプテンとしてチームを引っ張るというよりは、チーム全員でまとまって戦いたいという思いがある。そういう雰囲気を作って、チームをいい方向に持っていけるようにしたい。苦しい場面では誰よりもチームを盛り上げたりすることをしっかりやっていけたらと思う」とキャプテンとしての思いを語った。

 20日は12時30分から東レ対デンソー、15時からJT対NECの試合が行われる予定。また、埼玉県立武道館(埼玉県上尾市)では5~8位決定戦、池の川さくらアリーナ(茨城県日立市)では9~12位決定戦が行われる。茨城会場のみリモートマッチ(無観客)となる。

素材提供:(c)V.LEAGUE

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