2021-02-21 21:59 追加
サフィルヴァ北海道今季初の連勝、つくばユナイテッドサンガイアは中止分以外の全日程終了 V2男子
V2男子2/21の結果
V男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は21日、北海道札幌市の北ガスアリーナ札幌46(サフィルヴァ北海道ホームゲーム)、愛知県知多市のメディアス体育館ちた(大同特殊鋼レッドスターホームゲーム)で計3試合がおこなわれた。ともにリモートマッチ。
現時点で、V2男子については「大会に参加する全チームがV・レギュラーラウンドで予定された公式試合数の50%以上の試合を終了する」という、Vリーグ緊急時対策規程(2020年9月改定)に謳われた成立条件を満たしていない。これまで中止された試合の代替日程の扱いについては、リーグ成立に向けて引き続き協議が続けられているが、方向性について未だ発表されてはいない。とはいえ、リーグ自体は着実に終盤にさしかかっている。つくばユナイテッドサンガイアは、本日、中止3試合以外の全日程を終了した。
札幌大会の第2試合、サフィルヴァ北海道-つくばユナイテッドサンガイアは、前回対戦(昨年11月7日砂川大会)ではつくばが3-1で勝利している。その試合後、サフィルヴァ北海道・上杉徹監督は「全然『力負けした』という風には思っていません。十分戦えるなと思ったので、2レグでもう一度当たる(2021年2月21日・札幌)際には、今回やられた点をしっかりあぶり出して、次回の対戦に備えたいと思います」とコメントを残していた。
前日の兵庫戦からベンチ入り選手を5名入れ替えたサフィルヴァ北海道は、立ち上がり競り合いからじわじわとリードを広げ、25-21で第1セットを先取した。第2セットはつくばが曽田一也のノータッチエースからリードを広げ、25-15と取り返したが、第3セット、サフィルヴァがサーブで効果的につくばを揺さぶり、接戦を制し25-23で優位に立った。第4セットはつくばが11-7とリードしたところで、サフィルヴァがセッターを佐藤陸善から内定選手の谷越陽介に替え、そこから度重なるブレイクで一気に逆転した。サフィルヴァは更に16-14から、笠原佑斗、河西智洋らのブロックなどで8連続得点を重ね、一気にマッチポイントまで突き進んだ。最後は古巣つくば相手に安定したプレイを見せた奥田基嗣のブロックで、追うつくばを振り切り25-17。サフィルヴァは前回試合の雪辱を果たし3-1で勝利、ホームで今季初の連勝、4勝目をあげた。
サフィルヴァ北海道・上杉徹監督「リモートマッチではありましたが、2日間無事にホームゲームを開催でき、その上で勝利でき、チーム全員で良かったと思っています。つくばは前回戦ったときに数字的にはどの項目でも互角だったので、選手には『力負けしていないので、自信を持ってやろう』と声をかけました。得点源である上場(雄也)選手をいかに抑えるか、ということをミーティングで話しました。第2セット以外はそのとおり進めることができました」
つくばユナイテッドサンガイア・五十嵐元監督「最終戦として迎えた試合でしたが、相手チームの攻撃が素晴らしく、粘りと勢いに最後なすすべがありませんでした。相手のバレーボールが素晴らしかったという印象です。
北海道出身で札幌(東海大第四=現東海大札幌)で高校時代を過ごした頃のことを考えると、札幌にチームがあって、更に旭川からチームがやってきてバレーボールを北海道でやるというということは、当時考えられなかったことなので、これから北海道のバレーボールが発展することを楽しみにするような2日間でした」
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