2013-12-11 00:32 追加
世界標準ワークショップ
山口で行われた講義などの模様と参加選手の声
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11/23-24に山口県の誠英高校にて、「世界標準バレーボール」ワーキンググループが主催する、DVDの収録を兼ねたワークショップが開催されました。ワークショップには誠英高校女子バレーボールチーム、Vチャレンジリーグの兵庫デルフィーノ、Vチャレンジリーグの選手(東京ヴェルディの和井田選手、もう一名Vチャレンジリーグチームの選手)が参加しました。
1日目はグループワーク形式を主に講義を織り交ぜてで行われ、bic(bick)の導入練習として、後衛の位置から助走をし、バックアタックライン付近でスパイクを打つなどしました。2日目は、2対2のビーチバレー形式での練習と戦術の変遷の講義を行いました。
●ワークショップに参加した選手の声
太田有紀(兵庫デルフィーノ)
日本のバレーが低迷していて、見ている人に自分たちが子供のとき見ていたカッコいい、面白そうなバレーボールをしたいなと思ったのが最初で、そのときに交流があり世界標準の話を聞いたのがきっかけです。導入する上で苦労している点は、自分たちが何年も当たり前だと思ってきてやってきたことを変えないといけないところ。
今回のワークショップに参加してみて、日本のトップさえ理解をできていないところを一般の人、私たちのようなセカンドのカテゴリーや高校生の女子のチームがやるということが有意義だったと思います。
12月の頭からVチャレンジリーグが開幕します。1/22,23が兵庫県猪名川(いながわ)町のイナホール、2/24,25に明石中央体育館でホームゲームがあります。そこで「デルフィーノチキチキ満員大作戦」と銘打って4日間5000人を目指して今twitterを中心に活動しています。チームの川合選手が西宮神社で行われる福男に挑戦します。Facebookやtwitterでも情報を流しますので、拡散をお願いします。
白川雅貴(兵庫デルフィーノ)
日本でバレーボールをやっていく中で、何かを変えないといけないという思いがありました。その中で世界標準のバレーというワードに出会い、やろうということでチームに導入しました。言葉とか概念が今までやっていたけれども知らなかった部分、知らなかったからできなかった部分ということが一杯出てきたことです。ちゃんとやればできるんだということをメンバーに分かってもらうということ、それを続けていくことが苦労としてありました。今回のワーキングで一番印象的だったのは、何も難しいことをやっているのではなくて、誰でもできるというということです。小学生でもトップクラスであってもできるということを再確認できたことが一番良かったかなと思っています。
ホームゲームは、自分たちのチームとして勝つという目標はありますが、お客さんにいっぱい来てもらって、(お客さんが)見たいプレイを見せたいです。いろいろ楽しいことや面白いことを企画していますので是非ご来場下さい。
和井田剛史(東京ヴェルディ)
東京ヴェルディにいる大学時代の先輩が声をかけて下さいました。私自身も体を動かしたいということもありまして、そこから始まりました。今回のワークショップに参加したのは、つくばユナイテッドSunGAIA時代にお世話になっていた方がされるということと、また単純に興味もありました。
テーマのひとつである世界標準のプレイに関しては、レセプションでAパスを返す位置や返球率へのこだわりなど、今まで20年ぐらいやってきた中での固定概念が今日いい意味で壊されました。
1年半ぶりにバレーボールを行うことも新鮮でしたが、バレーボールの見方が変わりました。新しいスポーツに出会えたという感じもありますし、今後プレイをすることにワクワクしています。今日教わったことを少しでもチームに還元して行きたい。
今シーズンはバレーを久しぶりにやるので、楽しんでプレイをする姿を見ていただきたいです。また、ファンの方に支えられてプレイができていると思っています。ファンの方を少しでも喜ばせられるプレイをしていきますので、応援をよろしくお願いします。
東京ヴェルディは、若い選手(大学生)から年齢が上の選手(40歳)まで年齢の幅が大きいチームです。メンバーは社会人としてバラバラに仕事をしています。そういった中でバレーボールという共通点だけで集まっているチームですので珍しいチームだと思います。
私は常に入替戦に行く、強かったときの東京ヴェルディも知っていますし、つくばユナイテッドSunGAIAという違うチームで学んだことも大きいので、若手に伝えていけたらと思います。
聞き手・撮影:黒羽白
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