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2021-02-28 00:43 追加

群馬銀行が大一番を制する。アランマーレは悲願達成ならず。 V2女子

V2女子の結果

V2/V3 女子

2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月27日、東御市中央公園第1体育館(長野県)にて「群馬銀行」対「アランマーレ」の試合を開催。
群馬銀行グリーンウイングスがセットカウント3-1で勝利した。

既報の通り、今シーズンは各チームの試合数がそろわないため、勝率で順位を決定する(勝率が並んだ場合はセット率)。アランマーレが勝てばルートインの首位、アランマーレの2位が確定。群馬銀行が勝てば首位をキープ、アランマーレの3位以下が確定する大一番であった。

プレステージ・インターナショナルアランマーレは創部以来初のチャレンジマッチ進出が目前。第1セットを失ったが、標榜し続けてきたトータルバレーを体現すべく積極果敢に攻勢に出る。

2枚替えで投入されたセッター投野ひかるがミドルブロッカー伊藤摩耶、新人の榎本里歩、小泉春葵らサイドアタッカー陣を駆使し、猛攻を仕掛けて第2セットを奪取した。

第3セットは互角の展開となるが、その中で攻守の軸である木村友里がアクシデントで退場。

21-18から群馬銀行に逆転されてセットを失うと、第4セットはやや一方的に突き放され、最終盤に柳沢紫子からのサーブブレイクで追い上げるも及ばず、長野の地で涙をのんだ。

群馬銀行は新加入セッター松尾奈津子が課題となっていたミドルブロッカーへの配球を積極的に行い、鈴木日葵、安福若菜の2枚看板も躍動。
勝負どころではエースとして成長著しい田中瑠奈に預ける堅実なトスワークで、チームの着実な仕上がりを感じさせた。

V2女子もいよいよリーグ最終戦。3月6日、静岡県袋井市にて群馬銀行と浜松が試合を行う。

負傷の古市彩音主将に代わりチームをまとめる群馬銀行、坂本陽菜副主将は
「入替戦に行って勝つために今まで練習をしてきた。その思いを試合にぶつけられるように全員で頑張りたい」
と抱負を語った。

ルートインの2位以内は確定している。
群馬銀行は浜松に勝利すれば優勝。敗戦の場合は浜松と勝率が並ぶが、1セットを取ればセット率で浜松を上回り2位となる。
浜松が2位に入るにはストレート勝ちが必須条件。群馬銀行に勝率で並びセット率で上回ることができる。

好調が続く浜松は持ち前の高速バレーで最後のチャンスにかける。

2月27日終了時点での勝敗は下記の通り(勝率順)

・群馬銀行(11試合9勝2敗、25ポイント 勝率0.82)
・ルートイン(14試合11勝3敗、31ポイント 勝率0.79)
・浜松(11試合8勝3敗、24ポイント 勝率0.73)
・アランマーレ(14試合10勝4敗、27ポイント 勝率0.71)
・JAぎふ(11試合6勝5敗、18ポイント 勝率0.55)
・大野石油(13試合4勝9敗、16ポイント 勝率0.31)
・千葉(11試合3勝8敗、11ポイント 勝率0.27)
・GSS東京(10試合2勝8敗、6ポイント 勝率0.20)
・熊本(11試合0勝11敗、1ポイント 勝率0.00)

撮影 堀江丈

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