2021-03-07 00:49 追加
優勝は群馬銀行、連覇達成。最高殊勲選手賞に田中瑠奈。浜松はセットを先取するも勝利に届かず V2女子
V2女子の結果 個人賞発表
V女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月6日、さわやかアリーナ(静岡県・袋井市)にてV2リーグ最終戦となる「浜松」対「群馬銀行」の試合を開催。群馬銀行グリーンウイングスがセットカウント3-2で勝利し、2年連続2回目の優勝、V2リーグ連覇を達成した。
既報の通り今シーズンは勝率(同率の場合はセット率)で順位を決定し、上位の2チームにチャレンジマッチ(V1との入替戦)の権利が与えられる。
すでに全日程を終えたルートインが2位以内で確定。
群馬銀行は勝てば優勝、負けてもセットを奪取すれば2位。
対するブレス浜松は3-0の勝利によってのみ2位に滑り込める。浜松にはシビアな条件だが、前回の直接対決ではストレート勝ちを収めており、ワンチャンスをものにする可能性は大いに残されていた。
1セットの重みはコートに普段以上の緊張感をもたらした。双方相譲らぬ展開から、浜松は得点源であるオポジットの中野祐希が要所でスパイクを決めるなど頭一つ抜け出し、第1セットを先取。群馬銀行にプレッシャーをかける。
流れは俄然ホーム浜松かと思われたが、「優勝の先」を見る群馬銀行は冷静に対応。徐々に浜松を追い詰め、ミドルブロッカー鈴木日葵、アウトサイドヒッター中田唯香らを中心に加点し、第2セットの奪取に成功。2位以内を確定した勢いのまま第3セットも圧倒した。
第4セットはプレッシャーから解放された浜松が反撃。フルセットに持ち込む意地を見せたが、最後は経験と気迫で一歩勝った群馬銀行が試合を制し、年明けから3連勝でシーズンを終えた。
これにより最終順位が確定。上位2チームは4月3日、4日新潟県長岡市で行われるV・チャレンジマッチに参戦する。
*群馬銀行はKUROBE(V1・12位)と対戦
*ルートインはトヨタ車体(V1・11位)と対戦
同日発表された個人賞は以下の通り
優勝監督賞:高橋 悠(群馬銀行グリーンウイングス)初受賞
最高殊勲選手賞:田中瑠奈(群馬銀行グリーンウイングス)初受賞
敢闘賞:岸村 恵実(ルートインホテルズブリリアントアリーズ)初受賞
最優秀新人賞:中野 祐希(ブレス浜松)
得点王:田中 瑠奈(群馬銀行グリーンウイングス)初受賞
スパイク賞:鈴木 日葵(群馬銀行グリーンウイングス)2年連続2回目
ブロック賞:菅原 里奈(プレステージ・インターナショナルアランマーレ)初受賞
サーブ賞:唐川 愛璃(JAぎふリオレーナ) 初受賞
サーブレシーブ賞:松川 美咲(ブレス浜松)初受賞
本年度の最終結果、勝敗は下記の通り(勝率順)
1位・群馬銀行(12試合10勝2敗、27ポイント 勝率0.83)
2位・ルートイン(14試合11勝3敗、31ポイント 勝率0.79)
3位・アランマーレ(14試合10勝4敗、27ポイント 勝率0.71)
4位・浜松(12試合8勝4敗、25ポイント 勝率0.67)
5位・JAぎふ(11試合6勝5敗、18ポイント 勝率0.55)
6位・大野石油(13試合4勝9敗、16ポイント 勝率0.31)
7位・千葉(11試合3勝8敗、11ポイント 勝率0.27)
8位・GSS東京(10試合2勝8敗、6ポイント 勝率0.20)
9位・熊本(11試合0勝11敗、1ポイント 勝率0.00)
撮影 堀江丈
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