全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>コラム>創設以来の目標・V1昇格へ ヴォレアス北海道はチャレンジマッチにどう立ち向かうか 4月3日から2試合

コラム

2021-03-27 15:01 追加

創設以来の目標・V1昇格へ ヴォレアス北海道はチャレンジマッチにどう立ち向かうか 4月3日から2試合

チャレンジマッチへの挑戦者の思い

SV男子 / V男子

2020-21シーズンは、Vリーグ男子では4シーズンぶりのチャレンジマッチ(入れ替え戦)が開催される。チャレンジマッチは、1部相当のV.LEAGUE DIVISION1(V1)下位チームと、2部相当のV.LEAGUE DIVISION2(V2)上位チームが2日間連戦し、その勝敗によって次のシーズンどのカテゴリで戦うかを決める試合である。Vリーグ男子は2018-19シーズンよりV1~V3リーグに再編され、各々の所持するライセンスにより、V1で戦えるS1ライセンスを保有するチームがV2の2位以内に入らない場合には開催されない。
現在、V.LEAGUE DIVISION2(V2)では唯一S1ライセンスを有するヴォレアス北海道は、V2に昇格した前季2019-20シーズンに続き、2シーズン続けてチャレンジマッチに進出した。2019-20シーズンのチャレンジマッチは、組み合わせと日程が発表されたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止となった。ヴォレアス北海道は、今季初めてV1昇格への機会を得たこととなる。


[ホームゲームで旭川・買物公園に掲げられた、ヴォレアス北海道を応援する幟]

男子では、リーグ再編後初めて開催されるチャレンジマッチとなる。しかし、これまでのチャレンジマッチの戦績を紐解くと、昇格を目指す下位リーグのチームをめぐる状況は、かなり厳しい。2006/07シーズンにチャレンジマッチが始まって以来、下位リーグのチームが2連勝して昇格を決めたことはない。そもそも昇格したチーム自体、2008/09シーズンのFC東京、2012/13シーズンのジェイテクトSTINGSの2チームのみである。
下位リーグを敵なしの勢いで勝ち進んだチームにとっても、チャレンジマッチの壁は厚い。何度となくその厚い壁に阻まれる姿を目の前にしてきた。


[クリックで拡大表示]

>> コラムのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック