2021-12-05 22:39 追加
NEC、日立Astemo、久光がホームで1戦目の雪辱を果たす。トヨタ車体は初勝利に僅かに届かず、惜敗 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMENは5日、とどろきアリーナ(神奈川県)、黒部市総合体育センター(富山県)など5会場で計6試合が行われた。
4日の第1戦、ホームでPFUにストレート負けを喫したNECはケガから復帰の島村春世をスタメンで起用。セッターとオポジットも塚田しおり、廣瀬七海と高さのある布陣に。また、前日途中出場の古賀紗理那もスタートから出場した。序盤から島村、廣瀬、サラ・ウィルハイトらの攻撃が次々に決まり、第1セットを25-17でものにしたNECは、第2セットも島村や今シーズンサーブが好調の山田二千華らがサーブで攻める展開。古賀の連続得点もあり、最後はウィルハイトが決めて25-15でセットを連取した。第3セット、PFUは高相みな実をスタートから起用。その高相が攻守で貢献し、終盤までリードしたが、NECがウィルハイトの連続得点などで追い上げ、柳田光綺のスパイクで23-23の同点に。最後は古賀が連続得点し、逆転したNECが25-23でセットを奪取。ストレートで勝利し、今年最後のゲームを勝利で飾った。
同じく第1戦、ホームで敗戦した日立Astemoは埼玉上尾との第2戦を戦い、フルセットの大接戦となる。日立Astemoは2セットを先取しながら第3・第4セットを奪われるが、最終セットは230試合を迎えた渡邊彩らの活躍で15-7で勝ち切り、ホームでの勝利で年内最後の試合を締めくくった。また、第1戦、フルセットで姫路に敗れた久光も今日は3-1で勝利した。東レはデンソーにホームで2連勝。首位JTも岡山に2連勝し、1敗で年内のゲームを終えた。
4日にホームでトヨタ車体にストレートで勝ち、今季初勝利したKUROBEは第2戦、フルセットにもつれ込む。今季初勝利のほしいトヨタ車体は1試合の中で高卒の新人選手が5人起用されるなど、平均年齢の若いメンバーで臨み、第2・第3セットを連取。第5セットも先行してコートチェンジするも、KUROBEがラッツ・メレーテ、コクラム・ピンピチャヤの両外国人選手の活躍で逆転。その後14-14でデュースとなるが、トヨタ車体のスパイクが2本連続でアウトとなり、16-14で辛くもKUROBEがセットを取り、大激闘を制した。フルセットのため、トヨタ車体は今季初のポイント1を獲得した。
年内のリーグ戦が今日で終了。26日は埼玉県所沢市でファンフェスタが行われる。年明けのリーグ再開は1月8日、広島で男女共同開催となり、JT対日立Astemoの1試合が行われる。
【順位】
1 JT 13勝1敗39P
2 東レ 11勝3敗34P
3 NEC 11勝3敗31P
4 久光 9勝5敗29P
5 デンソー 9勝5敗26P
6 埼玉上尾 8勝6敗25P
7 PFU 8勝6敗22P
8 日立Astemo 6勝8敗17P
9 姫路 4勝10敗12P
10 岡山 3勝11敗11P
11 KUROBE 2勝12敗5P
12 トヨタ車体 0勝14敗1P
写真:堀江丈
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