2021-04-28 18:51 追加
日本初挑戦を終えたVC長野リヴァン ”インドネシアの大谷翔平”をもっと生かそう
V1男子 コラム
SV男子
黒鷲旗が2年連続で中止となり、2020/21年シーズンも終了となった。VリーグのVC長野トライデンツは4勝32敗16勝点で、10チーム中9位の成績でリーグ戦を終えた。VC長野はV1(1部リーグ)を戦うには苦しい戦力ながらも、準優勝のパナソニックパンサーズから1勝を奪うなど輝きも見せた。中でも印象的だったのがインドネシア代表リヴァン・ヌルムルキ。日本に初挑戦ながら持ち前の身体能力を武器にチームを引っ張った。
長野の得点源として引っ張ったリヴァン
リヴァンはオポジット、攻撃の要として、スパイク、ブロック、ジャンプサーブと多くの得点を重ねた。総得点786点(ランキング4位)でチーム全体の3分の1を占めた。
同じ東南アジアからの外国籍選手、大分三好ヴァイセアドラーのフィリピン代表バグナス・ブライアンもリヴァンを一目というか、尊敬しているようだ。直接対決の試合後の会見でもバグナスはリヴァンについて、「過去にSEAゲームス(東南アジア地域最大の国際スポーツ大会)で戦ったこともありますし、彼は(東南アジアのバレーボール界では)有名なので意識していた」と話していた。
リーグ最終戦後、リヴァンに来シーズン以降の契約や意気込みについて聞いてみると「私は新しい経験をしました。アジアで最高のリーグである日本リーグで、アジアで最高のレベルでプレーできることを嬉しく思います。将来もまた競争したいと思っています」と翻訳機を使って答えた。
来シーズンも日本でプレーするならば、慣れた点でも今シーズン以上のプレーが期待できるだろう。
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