2021-05-30 21:12 追加
ヴォレアス北海道(V2男子)、2020-21シーズン報告会実施 エド・クライン監督来季も続投 V2は10月30日開幕で調整中
シーズン報告会を実施
V男子
V.LEAGUE DIVISION2(V2)男子のヴォレアス北海道は30日、2020-21シーズン報告会を実施した。報告会は、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言発動中であるため、リモート形態でおこなわれた。
[選手を代表し、シーズンを総括し終了の挨拶をする古田史郎主将。退団後の方向性はビーチ転向も含め整理中であり、6月下旬~7月頃自ら発表する予定]
ヴォレアス北海道は、2020-21シーズンのレギュラーラウンドを15勝3敗の2位で終了。2シーズン連続でチャレンジマッチ出場権利を得た(2019-20シーズンは中止)。対戦相手である大分三好ヴァイセアドラー(V1・10位)スタッフに新型コロナウイルス感染が判明したことから、当初より1ヶ月延期され、5月4-5日に開催されたV・チャレンジマッチでは、1勝1敗としたが、セット率で及ばず、V2残留となった。
エド・クライン監督は、試合間隔が2ヶ月近く開く期間がシーズン中に複数発生する厳しい状況を乗り越え、勝率こそ昨季に劣るものの、特にサーブとブロックについては成長を見せ、チャレンジマッチ出場に至ったことを評価した。チャレンジマッチでの大分三好に対しても、敗れた1戦目を受け、2戦目では力を見せ、しっかり戦えたが、V1昇格という最終的な目標は達成できなかったので、2021-22シーズンへ向けて同じ目標を掲げたい、と明言した。
また、このシーズン限りで退団する、古田史郎主将ら7選手が挨拶した。社業や教員などの業務と両立させている多くの選手が退団に至ったのは、チーム側が、現在、平日は18時30分に開始している全体練習の開始を前倒しにし、休息、ケアのための時間を多く取り、プロチームとしてのコンディションづくりをする期間に入っていく方針をとったことが背景としてある。
退団を発表した7名以外の10選手については、複数年契約済の選手、更新する合意している選手、契約交渉中の選手等、個々に異なる状況である。このうち越川優選手については、チームとの交渉を続けているが、本人に、ビーチバレー、インドア含め、次シーズンの方向性を模索したい意向があるため、6月上旬に一旦ヴォレアス北海道の登録を外れ、「移籍希望」として自由交渉選手となる予定。
※退団選手の挨拶については、後日、別記事で紹介します。
2021-22シーズンの新体制について、エド・クライン監督の続投は決定しており、退団する古田選手に代わる新しい主将も内定している。現在は、4月以降公募している『体現者』募集の応募選手および複数の内定選手、新加入候補選手との交渉を進めており、新しいチームの構成については8月頃に発表の場を持つとしている。
ヴォレアス北海道は、V2での3シーズン目を迎える。2021-22シーズンのV2は15チーム(※)、総当たり2回、各チーム28試合の予定である。2022-23シーズンに向けて、ヴォレアス北海道は引き続きS1ライセンスの申請をおこなう。
V2は10/30-31開幕、3月末にすべて終了、4月第1週または2週にチャレンジマッチが行われる方向で調整中で、7月に日程が発表される予定。
(※)
・2020-21シーズンを辞退したトヨタ自動車サンホークス、警視庁フォートファイターズが復帰の見込み
・2020-21シーズン、V3の奈良ドリーマーズ、千葉ZELVA、クボタスピアーズがV2へ
・2020-21シーズン、V2の長野GaRonsはS2ライセンスが取得できなかったのでV3へ
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