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2021-05-31 20:57 追加

ヴォレアス北海道 2020-2021シーズン限りで退団の7選手コメント 古田史郎「全ての人がスポーツを通して豊かになる未来を想像し、これからも頑張っていければ」

退団選手コメント

V男子

ヴォレアス北海道は、古田史郎主将ほか7名の選手が、2020-21シーズン限りで退団することを発表している。5月30日におこなわれたシーズン報告会において、退団する選手がそれぞれ挨拶した(藤村昇太選手は所用のため欠席、コメント代読)。その内容を紹介する。

[左から、関根俊哉、家近滉一、山口功太郎、辰巳遼、古田史郎、白石啓丈各選手。指の「11」は欠席の藤村昇太選手をあらわしているという]

古田史郎選手(背番号4、オポジット、2017-18シーズンより主将)

僕たちは、本当に、皆様のおかげでここまで戦ってこれたかなと思っています。これからも、というところだったんですけども、今シーズンをもちまして、退団することを決めました。
いろいろ考えていたんですけど、画面越しにお伝えするのは、この場に座ってみて、難しいことだなと感じております。
非常に大きな学びがあり、そして、僕自身にとって非常に大きな4年間でした。そんな4年間を送れた、というのも、皆さんをはじめ、選手、スタッフ、たくさんの人に恵まれたからかな、と、改めて思っています。
これからは、また違った形で、挑戦を続けてまいります。ヴォレアス北海道もそうですし、僕たちもそうですし、退団した選手、それぞれの人生を含めて、これまでチームに関わってくださった方、そして、これから関わってくださる方、すべての人が、スポーツを通して豊かになっていく未来を想像して、これからも頑張っていければと思っていますので、また、どこかでお会いしたら、気軽に声をかけていただけたらと思います。
4年間、ありがとうございました。

山口功太郎選手(背番号2、セッター)

4年間本当にありがとうございました。まずは、エド(傍らのエド・クライン監督の方を向き)、ありがとう!
それから、さきほど、パートナー130数社と(池田)社長からの紹介がありましたが、その方々に支えられてここまでやってこられたなと思っております。
退団するにあたって、仕事をしながらバレーするメンバーが、これでほぼいなくなるということで、練習面も、かなり充実してできると思いますので、これからのヴォレアス北海道に期待をしていますし、この7人には、非常に辛い時間だったのかなという思いもあるけども、本当に、(古田)史郎とか(辰巳)遼が、練習が終わってからもずっとトレーニングしてる姿とか見て、自分たちもやってこれたかなと思っております。
これからも街で見かけたら声をかけてください(笑)、と言いたいんですけど、ほぼほぼ気づかないと思うんで、これからは普通の小さいおじさんに戻って、地味に暮らしていきたいと思いますので、そっとしておいてください。
ありがとうございました。

家近滉一選手(背番号5、アウトサイドヒッター)

今シーズンを以て退団することになりました。これまで、ありがとうございました。
Vリーグとしてヴォレアスが戦った4シーズンと、その前に、Vリーグを目指すとして池田社長から声をかけてもらったシーズンもあったので、約5年間、機会を与えていただきながら、プレイすることができてよかったな、と思っています。
退団の経緯については、練習時間などの、練習環境を改善していくというチーム方針で、練習が早い時間帯になるということで、練習への参加が困難になり、仕事の紹介などをチームからしていただいたりして、複数年は?ということも言ってもらっていたんですが、幼い頃から教員を目指し、教師として子どもたちに何を返せるかということが、僕の人生として進めていくこととなりますので、退団ということを選択をせざるを得なかった、ということになりました。
教員として、子どもたちに、つらいこと、うまくいかないこともあると思うんですけど、僕の人生もそうですし、選手としても、うまくいかないことがたくさんありながらですが、それでも、トライしていけるひとつのモデルになれたらな、とか、いろいろな価値があるのかと思ってやってきたんですが、これからは教員としてと、いうことだけを考えてやっていくことになるのかな、と思っています。
指導者としてのバレー人生は、まだまだこれからも続いていくのかな、と思っていますので、なにかご縁があれば、その時はまたよろしくおねがいします。
長くなったんですが、チームに関わって一番良かったことは、応援してくださる皆様とか、チームメイトに出会えたことだと思っています。例外なく、すべてが経験や財産になったなと思っていて、心から感謝しています。ありがとうございました。

関根俊哉選手(背番号7、ミドルブロッカー)

今シーズンをもって退団することになりました。今まで応援していただいたサポーターの方々、スタッフ、選手、チームメイトの皆さん、本当にありがとうございました。
初期メンバーとして最初からヴォレアス北海道に関わらせていただいて、今後の自分の人生のためにも、すごく貴重な経験をさせていただきました。
今の自分があるのはヴォレアスに関わらせていただいたことが一番だと思います。
短いですが、これで退団の挨拶とさせていただきます(場内から笑みがこぼれる)。

白石啓丈選手(背番号10、リベロ)

まず初めに、スポンサーの皆様、サポーターの皆様、ファンの皆様、今までご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
今回、ヴォレアス北海道を退団することになりましたが、今まで僕や退団する選手たちに注いでくれた愛を、これからもヴォレアス北海道に変わらずに注いでいってほしいなと思います。
退団の理由としては、今まで4年間やってきた中で、自分の思う形でスポーツによる地域貢献、社会貢献をしていきたいと思ったのが一番です。ヴォレアス北海道とは、アプローチの仕方は変わってくるとは思うんですけども、目指すところは同じだと思ってますので、これからもヴォレアス北海道の活躍を応援していきたいと思っていますし、僕たちもそこへ向けてやっていこうと思っていますので、また、今後機会があれば、ともに実現に向けてやっていけたらと思っています。
最後になりますが、4年間、本当にありがとうございました。

藤村昇太選手(背番号11、リベロ)
※当日所用により都合がつかず欠席、降旗雄平GMがメッセージを代読

報告会に参加できず申し訳ありません。今まで支えてくださった、サポーター、関係者の皆様方、ありがとうございました。
今思えば、あっという間の4年間でした。
僕自身、仕事と練習の両立が最後までうまくいかず、練習に行けないことも多々あり、ご迷惑をおかけしたと思いますが、
一切いやな顔をせず、練習に参加をさせてくれた、エド監督、コーチ陣、チームメイトには、感謝しかありません。
そして、プロ選手としての自覚が足りず、今まで支えてくださったサポーターのために、何もすることができず、本当に申し訳ないです。
こんな僕を、今まで支えてくださり、ありがとうございました。

辰巳遼選手(背番号17、セッター)

今シーズンをもちまして、退団することとなりました。
直接、感謝の気持ちを伝えたいんですが、こういう社会情勢ということで、画面越しの報告になり、すごく残念に思っています。
諸先輩方が挨拶したので、あまり僕がしゃべることがなくなっちゃったんですけど、僕は、社会人としての1年目も、プロ選手としての1年目、このチーム、ヴォレアス北海道が初めてでした。最初に来たときは、知っている人も一人もいない状態で、何もわからない状態からのスタートだったんですけども、当時いた、今回一緒に退団するチームメイトの方を中心に、バレーの面ですごく支えていただきましたし、職場、鷹栖町の皆さんにも大変良くしていただいて、本当に充実した3年間を過ごすことができました。
大変なこともあったんですが、チームメイトが助けてくれて、地域の人に支えてもらって、いい3年間だったと思っています。
最後になりますが、チームメイト、コーチ陣、スタッフ、運営会社の株式会社VOREASの皆さん、パートナー企業の皆様、そして応援してくださるサポーターの皆様、本当に3年間ありがとうございました。

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