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2021-06-04 19:00 追加

ビーチバレーのレジェンド・西村晃一が五輪代表戦を前に涙をのむ パートナーの柴田大助がコロナ陽性で

ビーチバレー代表決定戦棄権について

ビーチバレー


ビーチバレー界のレジェンド、西村晃一(47歳・ウィンズ所属)は4日、パートナーの柴田大助が体調を崩し、新型コロナウイルス検査で陽性になったため、今週末に控えた五輪代表決定戦を棄権することを発表した。西村自身は陰性で濃厚接触者でもなかったため、最後まで代わりのパートナーを探して出場の手段を探ったが規定などにより断念。これにより長年の夢であった東京オリンピックへの道は閉ざされた。

西村は「これ程自分にとって辛いことはないです」と辛い気持ちを表した。
「本当に残念で悔やんでも悔やみきれない結果となりましたが、これまでたくさんの方に応援していただいた事は忘れません。
心から感謝します。

今は諦めきれず行き場のない気持ちですが、ずっと応援してくれているファンの皆様、スポンサーさん、スタッフ、母親、家族、仲間も戦わずして終わるこの悔しさは同じだと思います。

小さい頃から夢だったオリンピック。
みんなも同じ夢を見てくれていました。
それがあと一歩のところで。。。
信じ難いですが、現実を受け止め、ここで諦めずに次に進める様、
もう一度自分を奮い立たせてみようと思います」と気丈にコメントを発表した。

また、コロナ禍での東京オリンピックについて、「コロナ禍の大変な状況下で、東京オリンピックの為だけに頑張ってきたと声を大にして言える状況ではないかも知れませんが、わたしだけではなく、多くのアスリートもそのためにいろんな思いを背負い戦っているかと思います。
コロナ禍で多くの方が苦しみ、苦労しているこの今の世の中が1日でも早く元通りになって、東京オリンピックが安全に開催される事を願います。
アスリートの頑張る姿が多くの方に必ず勇気を与えられるとぼくは信じています」とエールを送っている。

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