2021-07-03 22:48 追加
サフィルヴァ北海道(V2男子)、2021-2022シーズン新体制を発表 2年目の阿部誠樹が主将に 小高政利GM就任
新体制発表
V男子
V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2)に所属するサフィルヴァ北海道は3日、札幌市内で新体制発表会見をおこなった。
2020-21年シーズン、初めてV2で戦ったサフィルヴァ北海道は、出場11チーム中9位の成績。シーズン終了後大幅にメンバーが入れ替わり、4月から新シーズンに向けて始動している。コロナ禍で約1ヶ月半、ボールを使った練習が出来ず、フィジカルトレーニング主体で練習を実施していたが、6月に入り全体練習を再開している。2シーズン目となるV2での「優勝」を目標に掲げる。
会見には経営陣、スタッフ、選手が集結し、2021-22年の活躍を期した。

[新生サフィルヴァ(なお、吉田選手・工藤選手は欠席)]
新シーズンの主将には、加入2シーズン目の阿部誠樹選手が就任、チーム設立当初から主将を務めていた青島賢司選手はコーチ兼選手となる。昨年就任した上杉徹監督は阿部主将について、バレーボールに対する思いが素晴らしい、と高く評価し、期待を寄せている。

[阿部新主将(右)とコーチ兼選手となる青島前主将(左)]
運営面では、昨年設立し、運営法人「NPO法人ミリーソスポーツ」から運営委託されていた「株式会社サフィルヴァ」(三木智弘代表取締役CEO)が今季から正式にVリーグ機構から運営会社として承認され、更にクラブはプロ化の方向へ進むことを明らかにした。株式会社サフィルヴァの三木代表は、選手に対しては、バレーボールの技術的スキルに加え、SNSのフォロー状況、グッズの売上や集客等、クラブのビジネスにどう貢献したかという視点を持って評価したうえで、V2、V3のチームではあまり実現できていない「バレーボールで生活できるチームへ」へ向かおうとしている。
また、昨年9月に油井宏俊氏が急逝して以来不在であったゼネラルマネージャーに、5月、新たに小高(こだか)政利氏が就任した。小高GMは1983年生まれ、大手学校法人でキャリアを積み今春独立、経営者として手腕を振るっている。ミリーソスポーツ・豊川理事長と数年前から関係があり、その人柄、ビジネスセンス、クラブの理念への理解を評価し三木代表へ紹介した。小高GMは「より魅力あるクラブづくりに貢献していくのがGMの職責。クラブに関わるすべての人が、サフィルヴァ北海道を誇りに思えるようにしていくことが使命であると思っている」と挨拶した。

[小高GM]
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