2021-07-29 13:36 追加
カナダがイランに勝利しプールAは混戦に-東京五輪男子バレー3日目
大会3日目の概要 堤敏樹コラム
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東京オリンピック男子バレー2日目の日本は、西田・石川の活躍でカナダに大接戦の末3-1で勝利!予選突破へまた一歩大きく前進しました。またポーランドがイタリアに勝利、ブラジルも2セットダウンからの逆転でアルゼンチンとの死闘を制しました。
大会3日目(7月28日)の試合結果
プールA
- カナダ vs イラン 3 : 0 (25-16, 25-20, 25-22)
- ポーランド vs ベネズエラ 3 : 1 (25-16, 26-13, ,18-25, 25-15)
- 日本vsイタリア 1 : 3 (20-25, 17-25, 25-23, 21-25)
2連敗と後がないカナダが2連勝中で好調のイランと対戦。OHのペリンとホーグを中心得点を重ねたカナダが、ミスが多く精彩を欠いたイランを突き放してストレート勝利。日本もイタリアに敗れてたため全勝チームがいなくなり、プールAは混戦状態になりました。控え中心で挑んだポーランドはベネズエラに1セット失うもの3-1で勝利。ポーランドはコンディション不良だったキャプテンのクビアクが今大会初めてのフル出場を果たして復活をアピールしました。またベネズエラは今大会で初めてセットを奪いました。
プールB

巧みなセッティングを見せたデチェッコ(アルゼンチン)
- アメリカ vs チュニジア 3 : 1 (25-14, 23-25, 25-14, 25-23)
- アルゼンチン vs フランス 3 : 2 (23-25, 25-17, 25-20, 15-25, 15-13)
- ブラジル vs ロシア 3 : 0 (22-25, 20-25, 20-25)
チュニジアが若手オポジットのベンタラの活躍によりあわやアメリカにフルセットのところまで持ち込みますが、アメリカがギリギリのところで踏ん張って3-1で勝利。チュニジアはこの試合が今大会初めてセットを奪いました。アルゼンチンとフランスはフルセットの激闘に。アルゼンチンは2日続いてのフルセットとなりましたが、セッターデチェッコが5人のスパイカーに満遍なくボールを上げ、負けた前日と違い最後まで集中力を切らさずにフランスを撃破。敗れたフランスは2敗目を喫し、残る相手もロシアとブラジルの上位2カ国という正に崖っぷちの状態。数々の修羅場を潜り抜けてきたティリ監督の手腕が試されます。その無敗同士の対戦となったブラジル対ロシアの試合は、ブロックで相手に脅威を与え続けたロシアが前回王者をストレートで下して全体唯一の3連勝。予選突破を1番で決めました。
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