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2021-09-17 20:20 追加

日本、オーストラリアに快勝、予選1位でベスト4進出 石川祐希主将「今日は途中で入った大宅選手、大竹選手に救われた」

全日本代表 男子

中垣内監督
――素晴らしい勝利でしたね。
中垣内監督:はい、なんとか3-0で勝つことができました。

――かなりプレッシャーが掛かる中、ストレートで勝てた要因は?
中垣内:スタートの感じはオーストラリアペースで進みましたし、なかなか打開策を見いだせずにいましたけど、1セット目の中盤以降なんとかディフェンスとつなぎから徐々に我々のバレーをすることができるようになった。

――そういう意味で言えば、リベロの山本選手は。
中垣内:素晴らしかった。
昨日なかなか自分たちの力が出せなかったので、みんな気持ちを切り替えて集中してくれた。

――途中で入った大宅選手は。
中垣内:彼はディフェンスもよかったですね。クイックこそ少ないんですけど、サイドへは丁寧にトスを上げていたと思います。

――続いて大竹選手。
中垣内:2セット目途中までのスパイクはミラクルでしたね(笑)。今日も彼のミラクルなスパイクに助けられました。

――監督の現役時代を思い出させました。
中垣内:僕はミラクルじゃありませんでしたよ。

――予選1位通過に意味がある。
中垣内:選手ももうだいぶ疲れも溜まっていると思いますが、当然ながらオリンピックで自信を得た。この大会で見せていくことが大事。

大竹壱青
――今日の日本の救世主。大竹壱青選手に。自分のプレーは。
大竹:途中で出場してチームの流れを変えるのが今の僕の仕事で、それができたのはよかった。

――第1セットビハインドの出番でしたが。
大竹:チームの雰囲気が良くなかったので入って流れを変えてやろうと意識した。

――第2セット打てば決まる。
大竹:監督の言うようにミラクルだったかも知れませんけど、僕なりに考えても打っていました。ミラクルの部分もあったかもですけど。

準決勝に進めたのは優勝に一歩近づけた。こんな状況で集まってくださった皆様に楽しんでいただけるのが楽しいので、がんばります。

――今日お父さんは?
大竹:いましたね。
今回東京オリンピックには縁がなかったですが、パリに向けて戦っていきたい。

石川祐希主将
――大きな1勝になりましたね。
石川:予選1位で突破することができてホッとしています。

1セット目に関しては昨日のようにシャットされることが多かったですが
今日は特に、山本選手のディグだったり途中で入ってきた大宅選手と大竹選手に救われた部分がありました。

――第1セットビハインドのところから6連続ポイントそのうちの5点が石川選手の得点。
石川:そういう苦しい場面で点を取ることが役割。大宅選手が僕に託してくれたので決めることができました。

今日はなかなか僕のパフォーマンスもよくなかったですが、あと2試合は僕のベストパフォーマンスを見ていただきたいし、日本が勝つところをお見せしたい。

写真:黒羽白

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