プロバレーボールチーム『ヴィクトリーナ姫路』を運営する株式会社姫路ヴィクトリーナ（本拠地：兵庫県姫路市 代表取締役球団社長：橋本明）は、今年4月から「（スポーツ）マーケティング」の社会人向けビジネススクールを開講する。

　同社は、2016年に選手0、スポンサー0からチームを立ち上げ、3年で5億円以上のスポンサー獲得、積極的なニュース配信や、行政との関係強化（ヴィクトリーナ姫路を応援する首長の会）等により、集中したチーム強化を実施。3年でトップリーグであるV.LEAGUE DIVISION1へ昇格し、現在3 シーズン目を迎えている。

　同社は2021年5月19日付けでSDGs（持続可能な開発目標への取り組み）開始を宣言。ビジネススクールでは、その活動の一環として、地域貢献や地域活性化を目的に、受講料無料で、「これまでの取り組みの過程」や「マーケティングの理論・実務」をスクール形式で広く公開することとなった。

　講義は、2022年4月から平日夜間に姫路市内で実施（新型コロナウイルスの感染拡大状況により、リモートに変更の場合あり）。講義・グループワーク（全8回）のカリキュラムに加え、ヴィクトリーナ姫路の立ち上げに大きく影響を与えた企業の代表や大学学長などが講演を行う（全6回を予定）。そして、最終日には受講者が修了プレゼンテーションを行い、姫路ヴィクトリーナ取締役・竹下佳江氏（元バレーボール日本代表。ロンドン五輪銅メダリスト）らがその審査員を務める。

　募集人数は40名（応募多数の場合は書類審査及び抽選により選考）。スポーツビジネスに携わる人、企業のマーケティング関連部署に携わる人、スポーツマーケティングを専攻する学生や社会人、起業を考えている人などを対象とするが、住所、年齢や資格は問わない。出願期間は2月1日から28日まで。ヴィクトリーナ姫路公式サイト内の出願フォームにて行っている。

　スクールの概要は、以下の通り。

①講義・グループワーク（全8回）
第1回：開講式、株式会社姫路ヴィクトリーナの概要とマーケティング戦略
第2回：マーケティング・スポーツマーケティング概論
第3回：セールス ～スポンサーという無形で高額なものを売るために必要なブランディング戦略～
第4回：プレゼンテーション資料の作成実務 ～セールスシートを作成するのではなくプログラム全体を設計し、クライアントに応じた個別の「提案書」を作成する～
第5回：マーケティングと市場創造（修了プレゼンテーションのグループワーク、オリエンテーション含む）
第6回：マーケティングとメディア ～プレスリリースの作成・記者発表の実務～
第7回：マーケティングと価値創造（SDGsと地域活動）
第8回：新規事業・新規提案を考えてみよう

②エグゼクティブスピーカー講演（全6回を予定）
・株式会社ワタナベエンターテインメント　代表取締役会長　吉田正樹氏
・株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ　元代表取締役社長　古川愛一郎氏
・大阪体育大学　学長　原田宗彦氏
・大リーグエージェント　ダン野村氏
・株式会社毎日放送　スポーツ局　宮前徳弘氏　他

③修了プレゼンテーション（1回）
※全15回の講義・講演のうち、8回以上の出席で修了証を発行

詳細は、ヴィクトリーナ姫路公式サイト内の「姫路スポーツマーケティング・ビジネススクール」（https://www.victorina-vc.jp/h_sports-biz）で確認を。

■問い合わせ先
株式会社姫路ヴィクトリーナ　ビジネススクール担当　西谷
TEL：079-287-6522
MAIL：h_sports.biz@victorina-vc.jp

写真提供：姫路ヴィクトリーナ