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会見・コメント

2022-02-12 06:00 追加

群馬銀行・菊地実結「大学とVの違いはスピード。自分の中にこれというものを見つけたい」、浜松・島原玖南「中野樹里は難しいことをさらっとやる」 V2女子会見

V女子

ーー菊地選手に。今日は第3セットから入りましたが、どういう意識でプレーしましたか?

菊地:後から入る、スタメンじゃないメンバーでコートに入るということは、流れを変えるとか、そういう役目が大きいはずだと思いました。そこで相手に合わせて対応することじゃなくて、まずは自分のいいところを出す、そのことを意識してプレーしました。声を出したりとか、プレーの中で見えたことはきちんと口に出そうと。

ーー自分の持ち味はどんなところ?

菊地:大学2年生からミドルになりました。ミドルブロッカー歴がまだ浅いのですが、そのミドルブロッカーらしくないところが自分の魅力というか、ポイントになるかなと思っていて。でも逆に言えば本来のミドルブロッカーらしいフロントクイックだったり、ブロックというところはもっとこれから強化していかないといけないと思います。

セカンドテンポを打ったり、ブロードに走ったりというプレーにはオポジットをやってきた部分が少し生きてるのかなと思うので、(ミドルの役割は)「これだけ」という固定概念みたいなものを取り払っていきたいです。

ーー寺坂選手に。今までオポジットでしたが、ミドルに転向したのはいつ?

寺坂:シーズンに入ってすぐですね。左利きミドルの対策練習をやることになって。そのままの流れで監督からミドルも練習しておくように、と言われて。「はい!」と(笑)

ーー初めてミドルで出場したのは12月の軽井沢、GSS東京戦になるかと思います。あらかじめその試合でミドルで出る心構え、準備はしていましたか?

寺坂:いえ…びっくりしました。

ーー試合出場はいつぐらいに言われた?

寺坂:前日の夜ですね。

ーーミドルにコンバートされた意識があまりなかった?

寺坂:そういうわけではないですね。オポジットとどちらも練習をしていた感じです。

ーー元オポジットのならではのミドルというスタイルもあるかと思います。意識していることなどは?

寺坂:開いてセカンドテンポが打てるので、そこで点を取ることもできます。クイックも練習していて、タイミングをずらして決めることにも取り組んでいます。

ーーミドルブロッカーの楽しさを感じていますか? 正直、オポジットの方が合っている?

寺坂:クイックを練習し始めた時に「楽しい」と感じました。でも、ミドルは確実に決めないとコートに入ってる意味がないので。リズムが速い中で相手のことを見て打つことがまだあまりできていません。ミドルの難しさを感じる部分ですね。

ーー古市主将からは高評価をいただいていますが。

古市:ミユ(菊地選手。同じくオポジット経験者)もそうなんですけど、ミドルで速攻もあり、セカンドもありっていうのはセッターとしてはすごくありがたいことなんです。どちらも打てるというのは彼女の強みだと思いますね。

ーー菊地選手に。まだ内定期間ですが、群馬銀行という強いチームに入って、Vリーガーとして普通にできていますね。

菊地:新しい場所に来て、対戦相手も全く知らないチームです。相手のチームの特徴だったり、自チームのカラーをつかむのにも時間はかかるだろうなとは思っています。先々週はルートインに負けてしまいました。相手に対して迷ってしまったり、チームの中で自分はどうしたらいいんだろう、という戸惑いみたいなのもありました。これから時間をかけてチームメイトとの関係性を大事に築いていく。まずそこから始めないといけないと思っています。

ーー監督からはオールマイティーにこなせる選手との評価を聞いています。

菊地:大学生とVリーグで違うのは速さですね。圧倒的にVリーグの方が速くて。ブレスさんみたいな、あんなに速いチームとはやったことがないので、最初はびっくりして。ブロックもついていけない、前2枚なのについていけないことも結構ありました。これからVのスピードにも慣れつつ、ブロックも磨いて、もっと上手にやれるようにしていきたいです。何でもできるということを魅力として買ってもらっているのはありがたいのですが、逆に全部が中途半端になってしまうともったいないかなと思います。何でもこなしつつ、「これだけは」というものを見つけて、それをチームの中で浸透させていけるようにしたいですね。

ーー田中選手に。前回苦戦した相手に1セット先取されてしまいました。その時のチームの心理状態は?

田中:私たちは出だしが良くないので、今日は出だしに力を入れていたんですけど…。終盤でミスが続いてしまって、セットを落としてしまいました。毎試合、どこかでそういう流れになる場面が出てきてしまうので、自分がどうチームに声をかけていくか。そういう声がけがもうちょっとないと、流れをガラッとは変えられないのかなとすごく思いました。

ーー前回の浜松戦も最終セットは田中選手の気迫で取り切りましたし、今日も「持ってこい」という声が聞こえてきました。

田中:そうですね。やっぱり自分が中途半端になってしまうと、周りもどこに持っていったらいいのか、どういうコンビをしたらいいのか、そういう迷いが出てきてしまうと思うので。第2セットからは自分が率先して形を作る、例え緩いボールを狙っていても、気持ちを前面に出す。そういう姿勢が出せていたので、そこはチームに影響を与えることができたのかなと思います。

ーー古市主将に。ルートイン戦で今季初の黒星を喫してしまいましたが、その時のチームの空気などは?

古市:そうですね。その日は結構みんな落ち込んでいました。けど、それをずっと引っ張っていては…大事なのは次の試合だったり、その後のことですから。敗戦については自分たちでまずしっかり振り返りをして、じゃあここを直して、と。入替戦に向けてもっともっと高めていこうと。先週の試合を見ても、そこはしっかり切り替えられていたのかなと思います。

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