2022-03-11 06:50 追加
「枚方市 ふるさと納税 パナソニックパンサーズの選手の放つスパイクを受けられる!!!」イベントレポート
枚方市 ふるさと納税 パナソニックイベントレポート
V1リーグ 男子
3月6日にパナソニックアリーナ(大阪府)で行われた、「枚方市 ふるさと納税 パナソニックパンサーズの選手の放つスパイクを受けられる!!!」イベントのレポートをお届けする。
本イベントはパナソニックが本拠地を構える大阪府枚方市がふるさと納税制度の返礼品の1つとして提供するもので、2020年から開始され今年で3回目となりました。
2022年1月26日の正午から2万5000円以上の寄附で先着20名限定で募集をされましたが、即時完売。人気の高さが伺えました。
イベント前に厳しい順位争いを行う中で行われたパナソニックvs東レ戦はパナソニックが3-0で完勝。
一旦全観客が退場した後に体験者は外で受付を済ませイベントがスタートしました。
イベントは次の流れで行われました。
・同伴者を含めた体験者がコート脇に順番が来るまで待機
・コートのバックゾーンの真ん中の体験者を目掛けて、事前に指名された選手がスパイクをしレシーブ体験を提供
・体験終了後にパナソニックパンサーズ全選手と「パンサーズポーズ」で記念撮影
イベントの最初で、恒例となっている枚方市キャラクター「ひこぼしくん」がレシーブを体験。スパイカーは今村貴彦選手、仲本賢優選手が務めました。全力のスパイクでしたがレシーブは惜しくもできず。
その後本格的にイベントが開始されました。体験者は選手に対して「??%」などの表現でスパイクの強さの希望ができ、それに合わせて選手がスパイクを放ちます。「40%」などの声もありましたが100%を超える強気?な要望を出す方もいました。
体験者は中高の現役バレーボール選手やファンの方、男性女性問わず幅広い層でした。
全力のスパイクだとコントロールが定まらずレシーブができない場合がありましたが、レシーブが体験できるまで何度もリトライをし「体験すること」に重きを置いてるように見えました。
体験者の方が普段の生活では体験できないスピードの中果敢にボールに向かっていく姿が印象的でした。
体験者の方にインタビューをしたところ、イベントを知ったきっかけは、テレビやネットニュースなどでご本人が知った以外にも両親、ご主人など他の方からのケースも。
応募回数に関しては初回の方が多い一方、2回目で当選した方もいました。即時完売することが予め分かっていたので対策を練って応募をしていたようです。
実際レシーブを体験してみての感想は「周りに人がいて見られる感覚があり緊張した中体験ができ今後の活動に良い経験となった」「全力のスパイクは反応ができなかった」(現役バレーボーラー)
「小学校以来で緊張をしたが楽しかった」「受けてみて痛かった」「いつも選手がスパイクを受ける感じを体験できて試合を見る見どころが変わってくる」(ファン)
など、未知の体験を通じて新しい世界が広がった方がいました。全力のスパイクを受けた腕が真っ赤になっている方もいて、スパイクの威力を改めて感じました。
このような現役トップカテゴリの選手が、体験を提供するアトラクション型のイベントは他に類を見ません。現在の各種スポーツのトップカテゴリではファンに価値を提供し、興行に来て頂くことが必須となっています。
その状況の中で競技の魅力を知ってもらえる入口の一つとしてアトラクション型のイベントがあると示してくれました。これをきっかけに他種目のスポーツでもこのようなイベントが開催されるようになるのか注目です。
取材協力:大阪府枚方市 広報プロモーション課
写真:黒羽白
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