2022-03-14 09:25 追加
アランマーレ起死回生の勝利。菅原里奈がブロックで試合の流れを変える。ルートインは2位以上が確定 V2女子
V2女子の結果
V女子
2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月13日、岐阜メモリアルセンター で愛ドームにて V・ファイナルステージの2日目を開催した。
第1試合はルートイン(シーズン2位)とGSS東京(シーズン4位)が対戦。
初戦の勝利で勢いに乗るルートインが終始優勢を保ち、3-0のストレート勝利を収めた。
群馬銀行戦ではセッター松浦未波とミドルブロッカー張心穆意のコンビが光ったGSS東京だが、今日はルートインがそのコンビを機能させなかった。ルートインは昨日に続いてミドルブロッカー山口真季が躍動。負傷欠場中の水谷真友主将に代わってシーズン途中からリベロを務める野上菜月の巧守も冴えた。
ルートインはファイナルステージ2連勝。
第2試合は群馬銀行(シーズン1位)とアランマーレ(シーズン3位)が対戦。
前日、ルートインに敗戦し、後がなくなったアランマーレがここで奮起した。気迫のプレーでフルセットの熱戦を制し、優勝候補の筆頭である群馬銀行を撃破。大きな1勝を得た。
群馬銀行は安福若菜、伊藤寿奈の両ミドル、オポジットの新井祥の攻撃が決まり、良い展開で第1セットを奪取した。しかし、トーンダウンすることなく猛撃を仕掛けるアランマーレの勢いに徐々に呑まれ始め、第2セットは一進一退の攻防になる。
試合の潮目が変わったのは第2セット終盤。群馬銀行が先にセットポイントを奪ったが、この土壇場で2年連続ブロック賞の菅原里奈がブロックを決め24-24のデュースに。さらに菅原は26-25からブロックを決めてアランマーレが第2セットを奪取した。
群馬銀行は寺坂茜を投入し事態の打開を図ったが、決定打にはならず、アランマーレがそのままの勢いで第3セットも押し切った。会場内に緊迫した空気が流れる中、地力で第4セットを取り返した群馬銀行だが大局を変えるには至らず、最終セットを8-15で落とし敗戦。リーグ3連覇のみならず、入替戦の権利獲得にも黄色信号が灯る手痛い敗北を喫した。
ルートインは2位以上が確定したが、ファイナルステージは一気に大混戦に突入。
次戦は1週間空いて3月27日。上田市自然運動公園総合体育館(長野県)にて最終戦が開催される。
本日の試合を終えての順位は以下の通り。勝利数が優先され、勝利数が並んだ場合にはポイントで順位を決する。
ルートイン(2勝0敗、8ポイント)
群馬銀行(1勝1敗、7ポイント)
アランマーレ(1勝1敗、3ポイント)
GSS東京(0勝2敗、0ポイント)
撮影 堀江丈
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