バレーボールV.LEAGUE DIVISION2 MEN（V2男子）は26日、北海道の深川市総合体育館（ヴォレアス北海道ホームゲーム）、埼玉県の深谷ビッグタートル（埼玉アザレアホームゲーム：リモートマッチ）の2会場で試合がおこなわれた。すでに、深谷で行われる予定であった第1試合東京ヴェルディ-ヴィアティン三重を含む、これまで中止となった24試合について、再試合が行われず、みなし開催（中止を申し出たチームの0-3（セットポイントすべて0-25）負け）扱いとなることが決定しているので、明日27日まで、予定されている試合を以てリーグ戦の全日程を終えることが決まっている。

深川での第1試合は、昨シーズンまで4連覇中の富士通カワサキレッドスピリッツがサフィルヴァ北海道に3-0で勝利した。サフィルヴァ北海道はこの日全日程を終了した。

[全日程を終了し、コートを一周するサフィルヴァ北海道]

第2試合はヴォレアス北海道が大同特殊鋼レッドスターに3-1で勝利した。2セットを先取したヴォレアスに対し、大同特殊鋼が粘り第3セットを取り、第4セットもリードする展開となったが、終盤ヴォレアスが追いつき、3ポイントを死守した。ヴォレアス北海道と富士通カワサキレッドスピリッツのV1とのチャレンジマッチ（入替戦）進出はすでに決定しているが、優勝決定は27日の直接対決に持ち込まれた。

深谷の第2試合は埼玉アザレアが千葉ZELVAに3-1で勝利した。

27日の最終日は引き続き深川大会と、埼玉は会場を蕨市民体育館に移し、計4試合がおこなわれる予定。

26日終了時点での順位は下記の通り。
（順位決定基準は勝利数、ポイント数、セット率、得点率の順。＊は全日程終了）

1位　ヴォレアス北海道　26勝1敗（78ポイント）
2位　富士通カワサキレッドスピリッツ　25勝2敗（75ポイント）
＊3位　ヴィアティン三重　24勝4敗（68ポイント）
4位　埼玉アザレア　19勝8敗（55ポイント）
＊5位　サフィルヴァ北海道　15勝13敗（41ポイント）
6位　大同特殊鋼レッドスター　13勝14敗（42ポイント）
＊7位　兵庫デルフィーノ　13勝15敗（36ポイント）
＊8位　きんでんトリニティーブリッツ　12勝16敗（34ポイント）
9位　つくばユナイテッドサンガイア　12勝15敗（35ポイント）
＊10位　トヨタ自動車サンホークス　11勝17敗（35ポイント）
＊11位　奈良ドリーマーズ　10勝18敗（31ポイント）
12位　警視庁フォートファイターズ　9勝18敗（27ポイント）
13位　東京ヴェルディ　8勝19敗（25ポイント）
＊14位　クボタスピアーズ　7勝21敗（25ポイント）
15位　千葉ZELVA　2勝25敗（9ポイント）

【2021-22シーズンV2男子、V3男子について】
今季のV2男子は15チームが出場、2回戦総当り、各チーム28試合を戦い順位を決定する。
富士通カワサキレッドスピリッツ、ヴォレアス北海道の2チームはV1昇格を賭け、V1下位チームとチャレンジマッチを戦う。対戦カードは、V2およびV1のレギュラーラウンド終了時の順位により決定される。
一方、2022-23シーズン、V1、V2各10チーム、V3は9チーム（新規加入チームを含む）に再編されるため、V2の11位～15位は来季V3へ自動降格となる。
V3男子で優勝したアイシンティルマーレがV2男子で10位となったトヨタ自動車サンホークスと入替戦を戦う。
チャレンジマッチは4月9日・10日、神奈川県の小田原アリーナで開催されることが発表されている（詳細調整中）

写真：出口季里