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2022-03-30 21:20 追加

埼玉上尾と久光がファイナル進出の東レとJTに勝利。久光はNECとの直接対決にファイナル3進出の望みをつなぐ V1女子

V1女子の結果

SV女子


 バレーボール2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は30日、横大路運動公園体育館(京都府)でリモートマッチ(無観客)にて、新型コロナウイルスの影響で中止となった試合の再試合(代替試合)2試合を行った。

 第1試合は暫定1位の東レが埼玉上尾と対戦。既にファイナルラウンド進出を決めている東レだが、埼玉上尾には第1戦でフルセット負けを喫しており、今回も再びフルセットの大接戦となった。埼玉上尾は第2・第3セットを連取し、最終セットもリードする。東レが5連続得点で点差を縮め、セット後半は競り合いとなるも、そこから再び抜け出した埼玉上尾が15-12でセットを奪取し、激闘を制した。埼玉上尾は18勝目となり、6位から5位に暫定順位を上げたが、デンソーとの5位争いは残る2試合で決着する。

 第2試合は暫定2位でファイナルラウンド進出を決めているJTが暫定4位の久光と対戦。首位でレギュラーラウンドを通過したいJTとファイナル3への最後の1枠を狙う久光、どちらにとっても負けられない1戦となった。過去2戦は1勝1敗の両チーム、この試合も第1セットから接戦となったが、久光が25-23で先取。第2セットはJTが25-20で取り返す。しかし、その後、久光は戸江真奈を中心とした安定した守備から石井優希、井上愛里沙、アキンラデウォらの攻撃につなげ、第3・第4セットを25-19、25-20で連取し、3-1で勝利した。久光は21勝目となり、4月2・3日の両日行われるNECとの直接対決にファイナル3進出への望みをつないだ。

 次戦は4月2日。神奈川、富山、石川、兵庫、岡山で中止試合の再試合が各1試合ずつ行われる。石川のみリモートマッチ(無観客)で開催。

【3月30日の結果】
埼玉上尾 3(22-25、25-16、25-15、19-25、15-12)2 東レ
JT 1(23-25、25-20、19-25、20-25)3 久光

【4月2日の試合】
神奈川:NEC対久光
富山:KUROBE対日立Astemo
石川:PFU対JT(※リモートマッチ)
兵庫:姫路対埼玉上尾
岡山:岡山対デンソー

【勝ち数による暫定順位】
1 東レ 25勝7敗76P
2 JT 25勝6敗74P
3 NEC 23勝8敗70P
4 久光 21勝10敗66P
5 埼玉上尾 18勝13敗54P
6 デンソー 18勝13敗50P
7 日立Astemo 13勝19敗38P
8 PFU 12勝19敗38P
9 岡山 12勝19敗36P
10 トヨタ車体 10勝23敗29P
11 姫路 8勝23敗25P
12 KUROBE 3勝28敗8P

写真:黒羽白

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