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2022-04-02 20:37 追加

久光がNECにストレート勝利。ファイナル3への最後の1枠はレギュラーラウンド最終日に決定 V1女子

V1女子の結果

V1リーグ 女子

 バレーボール2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は2日、NEC玉川アリーナ(神奈川県)など5会場で試合を行った。

 ファイナル3進出への最後の1枠を懸けたNECと久光の2連戦は、2試合のどちらかでNECが2セットをとればNEC、2試合とも3-1以上で勝てば久光が最後の切符を掴むという直接対決。その1戦目となった2日の試合は、第1セットから一進一退の攻防となる。終盤、22-22の同点から一歩抜け出したのは久光。最後はベテラン・石井優希のスパイクで25-22で久光が先取した。

 第2セットは序盤、久光がリードし、NECが追いかける展開に。9-9で同点となったところで曽我啓菜、サラ・ウィルハイトらの攻撃が決まり、NECが一度逆転するも、久光は中川美柚、井上愛里沙らの攻撃で再びリードを奪う。その後もシーソーゲームが続くが、第1セット同様、終盤で井上愛里沙のスパイクや濱松明日香のブロックなどで連続得点した久光がこのセットも25-22で連取した。

 第3セットは序盤から久光のフォルケ・アキンラデウォ、濱松のミドル勢が機能し、井上(愛)も連続得点してリードする。後がないNECはセッターを塚田しおりから澤田由佳に代え、廣瀬七海のバックアタックや島村春世のミドルからの攻撃で追いすがるも、久光は井上(愛)の連続得点でNECを引き離す。終盤も久光の勢いは止まらず、アキンラデウォ、井上(愛)の得点で25-18で久光が3セット連取し、ストレートで勝利した。
 前述のように、ファイナル3進出チームは、3日の試合でNECが2セットをとればNEC、久光が3-0または3-1で勝利すれば久光に決定する。

 チャレンジマッチ(入替戦)回避のために残り2勝を条件とする姫路はホームで埼玉上尾と対戦。1-3で敗れ、チャレンジマッチに回ることが決定した。同じくチャレンジマッチに回ることが決定しているKUROBEは日立Astemoにストレートで敗れた。2日で今季レギュラーラウンドの全日程を終えた日立Astemoは7位が確定した。デンソーは岡山に3-1で勝利。

 レギュラーラウンドを1位で通過したいJTはPFUにストレートで勝利。3日もPFU戦となるが、勝利すれば1位通過が決定する。2日に試合のなかった東レが3日のKUROBE戦に勝利し、JTがPFUに敗れた場合は1位通過の可能性を残しているため、レギュラーラウンド優勝の行方も注目される。

 3日のレギュラーラウンド最終日も2日と同じ5会場で各1試合が行われる。

【4月2日の結果】
NEC 0-3 久光
KUROBE 0-3 日立Astemo
PFU 0-3 JT
姫路 1-3 埼玉上尾
岡山 1-3 デンソー

【4月3日の組み合わせ】
神奈川:NEC 対 久光
富山:KUROBE 対 東レ
石川:PFU 対 JT(※リモートマッチ)
兵庫:姫路 対 埼玉上尾
岡山:岡山 対 デンソー

【勝ち数による暫定順位】
1 JT 26勝6敗77P
2 東レ 25勝7敗76P
3 NEC 23勝10敗70P
4 久光 22勝10敗69P
5 埼玉上尾 19勝13敗57P
6 デンソー 19勝13敗53P
7 日立Astemo 14勝19敗41P
8 PFU 12勝20敗38P
9 岡山 12勝20敗36P
10 トヨタ車体 10勝23敗29P
11 姫路 8勝24敗25P
12 KUROBE 3勝29敗8P

写真:堀江丈

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