2022-04-10 05:52 追加
V・チャレンジマッチ(入替戦)初戦は姫路、KUROBEが貫録の勝利。ルートイン、群馬銀行はセットを奪取。逆転の布石になるか Vリーグ女子
V・チャレンジマッチの結果
SV女子 / V女子
2021-22 V.LEAGUE WOMENは4月9日、四日市市総合体育館(三重県)にて V・チャレンジマッチ ~2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 出場決定戦~を開催した。
初日はV1チームが揃って先勝。姫路とKUROBEが勝利した。
ルートイン、群馬銀行のV2チームもそれぞれセットを奪う健闘を見せ、第2戦に希望をつないだ。
■対戦カード
●ヴィクトリーナ姫路(V1、11位) vs 群馬銀行グリーンウイングス(V2、2位)
●KUROBEアクアフェアリーズ(V1、12位) vs ルートインホテルズブリリアントアリーズ(V2、1位)
同一カードの2連戦。勝利数の多いチームが上位となる。1勝1敗の場合はポイント数(セットカウント3-0、3-1勝利で3ポイント、3-2勝利で2ポイント、2-3敗戦で1ポイント、それ以下の敗戦は0ポイント)、セット率、得点率の順で優劣をつける。
■第1試合
姫路 3(16-25、25-20、25-17、25-20)1 群馬銀行
姫路は体調不良の中谷宏大監督に代わり、安保澄GMが指揮を執る。オポジットには負傷でコンディションが万全ではない田中咲希に代わり、孫田菜奈が入った。
群馬銀行は主将の古市彩音がセッター、菊地実結と安福若菜がミドルブロッカーの対角でスタート。
独特の雰囲気の中、姫路は緊張感で思うようにプレーがかみ合わない。強みであるフロアディフェンスも不安定になり、第1セットは群馬銀行が圧倒。波乱の幕開けとなる。
姫路は第2セットからアウトサイドヒッター古市梨乃を投入。これが奏功し、次第にペースを握っていく。孫田菜奈が積極的にコミュニケーションを取りチームの雰囲気をやわらげると、エースであるプラク・セレステが確実にポイントを奪っていく。
対する群馬銀行はクラリッチ・カルラが攻撃で輝く。
普段のポジション2からポジション5に入り、サーブレシーブを免除され攻撃に専念。強打、軟打を織り交ぜ姫路のディフェンスを翻弄したが、それでも大局を変えるには至らず、セットカウント3-1で姫路が初戦を勝利した。
終わってみれば姫路の圧勝だが、第1セットに見せた不安定さがやはり気がかりな点ではある。ミドルの軸、佐々木千紘も第3セット以降はベンチに下がっており、万全とは言いきれない。
群馬銀行はクラリッチ・カルラが白眉。強敵相手に本来の実力を発揮し、V1チームにも十分通用する攻撃力を備えていることを実証した。
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