2022-07-02 10:39 追加
女子代表、トルコに1-3で敗れる。石川真佑19得点もトルコの高さに屈する VNL予選ラウンド
VNL女子の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)は現地時間1日(日本時間2日)、カナダのカルガリーでで女子カナダ大会第2戦の試合を行い、日本はトルコと対戦。1-3で敗れ、2敗目を喫した。
日本のスターティングメンバーは、石川真佑、井上愛里沙、山田二千華、松井珠己、宮部藍梨、濵松明日香、リベロ・山岸あかね。古賀紗理那主将が今大会初めてスタメンから外れた。
第1セット、1-3と立ち上がりからトルコにリードされる展開。その後、山田のサービスエースで5-4と一度は逆転するも、トルコの連続ポイントで再逆転され、その後も追いついてもリードはできずに進行する。一方のトルコは徐々に点差を離し、セット終盤は主将のエルデムらが活躍し、日本は20-25でセットを落とした。
第2セット、セッターを関菜々巳に交代してスタート。第1セット以上に被ブロックが多く、日本の攻撃がなかなか通らない展開。日本は両ミドルを島村春世、小川愛里奈に、宮部を内瀬戸真実に交代するなどの策を講じるがなかなかペースが掴めない。相手の高さに屈する形で15-25でこのセットも奪われた。
第3セットは林琴奈、リベロ・小島満菜美を入れてスタート。石川の攻撃が決まり始め、小川の活躍もあり、日本が9-3とリードする。中盤はトルコがバラドゥンらの活躍で連続得点し、13-15と逆転されるが、日本も島村のブロック、林、内瀬戸の攻撃などで連続得点して再度逆転し、18-15に。終盤は石川の攻撃、内瀬戸のサービスエースなどで日本が25-18でセットを取り返した。
第4セット序盤、林、石川、小川らの活躍で6-3とリードするが、その後、トルコはエルデムらが奮起し5連続得点で追い上げる。日本は林のバックアタックなどで再度逆転し、石川がラリーを制して12-10でテクニカルタイムアウトを迎える。しかし、セット後半から交代で入ったカラクルトを止めることができず、一進一退の攻防に。関のサービスエースで19-17とリードするが、終盤でカラクルトが活躍し、22-24とマッチポイントを握られる。最後は石川のバックアタックがアウトになり、22-25でセットを落とし、1-3で敗れた。
日本は今大会2敗目で通算成績8勝2敗となったが、古賀を入れずに戦い、石川が両チーム最多の19得点(次点はバラドゥンの18得点)を挙げたことは収穫。一方で日本の被ブロック19本は今後の課題となった。
次戦は日本時間3日8時(現地時間2日17時)からセルビアと対戦する。
写真:FIVB
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