2022-10-01 18:00 追加
女子代表がブラジル戦後のコメントを発表。井上愛里沙「自分がコートをよく見ること、常にチームの選択肢を消さないようにすることを意識していた」世界選手権
女子世界選手権 ブラジル戦コメント
全日本代表 女子
公益財団法人日本バレーボール協会は1日、30日にオランダのアーネムで行われた女子世界選手権第1次ラウンド第4戦で世界ランク2位のブラジルに3-1(25-22、25-19、17-25、25-20)で勝利し、第2次ラウンド進出を決めた女子日本代表の選手コメントを同協会公式SNSなどで発表した。世界選手権でブラジルに勝利したのは、1982年のペルー大会以来40年ぶり。
27得点の活躍をした井上愛里沙は「今日はまず勝てたことが一番の収穫だと思う。キャプテンがいない中での試合だったので、自分がコートをよく見るということと、常にチームの選択肢を消さないようにすることを意識していた。サーブもコンビネーションも自分だけにならないようにすることを意識してプレーできたことはよかったと思う」と話し、チームの連係を意識した結果、個人成績につながったことを明かした。次のアルゼンチン戦では、「今日勝った勢いをそのままぶつけて、さらに強いチームになれるように頑張りたい」と意気込みを語った。

2本のサービスエースを含む18得点を挙げた石川真佑は、「今日勝てたのは本当によかった。3セット目や4セット目の出だしで相手にリードされるところがあったので、出だしからしっかり自分たちの流れを作っていけるよう、次に向けて頑張っていきたい」と試合を振り返った。「(第4セットに入る時は)3セット目の出だしが悪かったので、4セット目は出だしから勢いよく入っていくということと、もう一回自分たちがサーブを攻めるということをチームで話していた」とサーブについて改めて見直したことも語った。「第2次ラウンド進出が決まったが、そこが目標ではなく、まだ先があるので、まずは目の前の試合に集中して気を抜かずに、明後日のアルゼンチン戦に向けてチーム全員でよい準備をしていきたい」と次戦以降を見据えた。

16得点(うちサーブ2得点)を挙げた林琴奈は、「1・2セット目は自分たちの流れでプレーができたが、3セット目は相手に流れがいってしまったので、(次戦以降)3セット目は気を引き締めて最後まで戦い抜けるように頑張りたい」と今後の戦いを見据えて語った。「4セット目はここで勝ちきりたいという気持ちがあったので、しっかりスタートから声を出してていこう、と声をかけた。アルゼンチン戦はディフェンスをもっとしっかり機能させ、全員で勝ちきれるように頑張りたい」とチームのディフェンスを支える一人として、気を引き締めていた。

選手コメントの動画は、日本バレーボール協会公式Instagramアカウント(jva_volleyball)で視聴することができる。
次戦は第1次ラウンド最終戦となり、10月2日現地時間14時15分(日本時間21時15分)から、世界ランク19位(30日現在)のアルゼンチンと対戦する。試合はTBSで生中継されるほか、ParaviでLIVE配信される。
写真:FIVB
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