2022-10-31 08:26 追加
V2女子開幕。ルートイン、群馬銀行、アランマーレ、浜松が連勝。ルートインにチャイニーズタイペイ代表選手が加入。W中野の浜松に躍進の兆し
V2女子の結果
V女子
2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)が開幕。10月29日、30日に上田市自然運動公園総合体育館(長野県)、酒田市国体記念体育館(山形県)で計8試合を開催した。
ルートイン、群馬銀行、アランマーレ、浜松が連勝。GSS東京、千葉、仙台、JAぎふが連敗でのスタートとなった。
大野石油、熊本、ヴィアティンの試合はなし。
昨季優勝のルートインはエース村山美佳主将の活躍などもあり、ホームで開幕2連勝。主力メンバーが移籍し、チーム力の維持が心配されたが、2試合ともストレートで勝利をおさめ、1枚上手の貫禄を見せた。チームとして初の外国籍選手、チャイニーズタイペイ代表のチャン・リウェンも加入し、さらなるチーム力の向上を目指す。
元日本代表の齋藤真由美氏が新監督に就任し、V1経験者の道下ひなの、白岩蘭奈の移籍加入でも話題の群馬銀行はV1昇格を視野に入れる優勝候補の筆頭格。各戦力を2日間に分けてまんべんなく使いつつ、連勝の結果を出した。前週はコロナの影響で皇后杯関東予選を辞退したが、藤井寧々、菊地実結、清水愛らの若手も活躍し、戦力の厚みを感じさせた。内定シーズンにミドルで活躍した菊地実結はオポジットに入っている。
ホーム開催のアランマーレは初戦、千葉にフルセットまで追い込まれたが、何とか振り切る。翌日は仙台に快勝して連勝を果たし、面目を保った。サマーリーグでフレッシュスター賞を獲得した前田美紅が2試合ともチームトップスコアラーの活躍。チームの看板選手でもあり、2年連続ブロック賞の菅原里奈がスタッツでやや精彩を欠いているのが気がかりだ。
開幕記者会見にて練習量の充実をアピールした浜松も連勝。スピードバレーのキープレーヤーであったセッターの島原玖南が移籍したが、若泉佳穂、中野樹里、水上真悠子らV2屈指のサイド陣に加え、昨シーズンはケガで苦しんだ中野祐希がミドルに入り活躍。躍進の兆しを見せている。W中野の活躍が注目となりそうだ。
次戦は11月5、6日。長野県、広島県で試合が行われる。
10月30日終了時点での勝敗は下記の通り。
・ルートイン(2試合2勝0敗、6ポイント)
・群馬銀行(2試合2勝0敗、6ポイント)
・浜松(2試合2勝0敗、6ポイント)
・アランマーレ(2試合2勝0敗、5ポイント)
・千葉(2試合0勝2敗、1ポイント)
・大野石油(0試合0勝0敗、0ポイント)
・熊本(0試合0勝0敗、0ポイント)
・ヴィアティン(0試合0勝0敗、0ポイント)
・仙台(2試合0勝2敗、0ポイント)
・JAぎふ(2試合0勝2敗、0ポイント)
・GSS東京(2試合0勝2敗、0ポイント)
撮影 堀江丈
*写真はサマーリーグのものです
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