2022-11-06 21:00 追加
埼玉上尾、全試合ストレートの4連勝で単独首位。日立Astemo、JTは今季初黒星。デンソーが初白星 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は6日、総合交流センター(夢アリーナたかた/岩手県)、西尾市総合体育館(愛知県)、YMITアリーナ(滋賀県)などで6試合が行われた。
1セットも落とさずに開幕3連勝と好調な滑り出しを見せている埼玉上尾は、PFUと対戦。5日の試合に続き、この試合もストレートで勝利した。大卒2年目の目黒安希が急成長。この試合でも17得点(内サーブ1得点)の活躍を見せている。昨シーズンは守備に期待されての起用が多かった印象だが、今シーズンは攻撃面やサーブでの貢献が目立っている。一方のPFUは4連敗となり、ここまで12チーム中唯一勝ち星がない。主将を外国籍選手のアコスタ・ロスランディが務めるなど(Vリーグ女子では初の外国人主将)、さまざまなチャレンジを試みているチームだけに、次週以降の奮起に期待したい。
一方、埼玉上尾と同じく3連勝で4戦目を迎えた日立AstemoとJTの2チームはどちらも初黒星を喫した。日立Astemoはデンソー、JTは東レとの2戦目を戦い、2試合ともフルセットにもつれ込む大接戦に。デンソーは激闘を制し、ホームで今季初白星を挙げた。また、東レはここまで4試合がすべてフルセットと白熱した戦いが続いているが、5日のJT戦では惜敗し、今季初黒星に。しかし、6日の第2戦はホームの滋賀で勝ち切って、通算3勝1敗とした。
KUROBEのホーム・富山で行われたKUROBE対姫路も、東レ対JT同様、2試合連続のフルセットに。2セットダウンからホームのKUROBEが逆転勝利をおさめ、2連勝。2勝2敗とした。敗れた姫路は1勝3敗となったが、次週のホームゲームでの巻き返しに期待したい。
5日に岡山にフルセット勝ちした昨年覇者の久光。6日の同一カードは競り合いとなる場面もあったが、久光がストレート勝ちをおさめ、暫定3位に浮上した。ホームゲーム2日目を迎えたトヨタ車体はNECに1-3で敗れ、3連敗。1勝3敗となった。NECは今季2勝目で、開幕週は最下位からのスタートだったが、6位まで暫定順位を上げた。岡山とNECは次週は試合がなく、19・20日はともにホームゲームとなる。
4試合を終えての暫定順位は、下記の通り。
1 埼玉上尾 4勝0敗12P
2 日立Astemo 3勝1敗9P
3 久光 3勝1敗8P
4 JT 3勝1敗8P
5 東レ 3勝1敗7P
6 NEC 2勝2敗6P
7 KUROBE 2勝2敗5P
8 姫路 1勝3敗5P
9 岡山 1勝3敗4P
10 デンソー 1勝3敗3P
11 トヨタ車体 1勝3敗3P
12 PFU 0勝4敗2P
(順位はポイント、セット率、得点率により決定)
次週は北海道、秋田、石川、兵庫で試合が行われる。
写真:黒羽白、©V.LEAGUE
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