2022-11-11 00:10 追加
パナソニック・仲本賢優「サーブミスが多かったところで考え方を変えないといけなかった」ティリロラン監督「第3セットはこちらの集中力が落ちた」V1男子会見
パナソニック会見
SV男子
11月05日にパナソニックアリーナ(大阪府)で行われたバレーボールV1男子、パナソニックvs大分三好の試合後会見コメントのうちパナソニック分をお届けする。
■パナソニックパンサーズ
●ティリロラン監督
勝つのは本当に難しいことなので今日勝ったことは本当に嬉しいです。大分三好さんは4連敗していますが、ポテンシャルのあるチームだからこそ油断はできません。
大分三好のサイド陣はフィジカルがありブロックの上から打っていて第3セットはこちらの集中力が落ちてしまいました。今後は集中力が落ちないようにプレーをしなければと改めて思いました。
――両チームサイドアウトが続いたがこの試合展開に不満はなかったか?
ティリ:外から見ると今日は緊張感のある試合に見えなかったかもしれません。しかし大分三好さんは本当にポテンシャルのあり、特に山田(滉太)、(イノック)モゲニ、古賀(健太)選手はいいサーブがあるからこそ危ないチームです。
私たちが運がよかったのはその3人にサーブミスが多かったことです。第3セットを失った理由は相手のサーブが入り逆にこちらのサーブミスが多くなったからです。
第3セットは集中力が落ち、コートの中だけではなくベンチの選手も「見ているだけ」の感じで全員集中してやっていなかったです。
そのため「替えても何も起きないと思った」からそのままメンバーチェンジをしませんでした。
――第3セット「替えない」状況の中、渡辺(奏吾)選手を起用したことと第4セットも起用した理由は?
ティリ:第3セットチームが「眠っていた」感じで、仲本(賢優)選手がサーブミスが多くスパイクもそんなに決まっていなかったこと、第1セットに伊賀(亮平)選手と交錯をして怪我をしていたので替えることが大事だと思いました。
第3セット最後に、新(貴裕)、大竹(壱青)選手に交替し、良い仕事をしてくれましたが恐らく替えるのが遅すぎました。
今はなるべく安定したプレーをするようにすることを探していて、メンバーチェンジをするとコート内が混乱してしまうので、なるべく選手を交替させないようにしています。
第4セット渡辺選手を起用したのは第3セット良いプレーをしていたからです。
――チームが「眠ってしまった」理由は?
ティリ:サーブミスが多く、(サーブが入った場合でも)ラリーが続かなかったからです。第3セットはお互いサーブミスが多くリズムが取れませんでした。
こういうミスが多く発生した場合は何も(外から)変えられることはないので難しい状況です。
パスが割れたり、ブロックをするのを忘れたり、ディグが上がらない理由はリズムがとれないからです。そこをうまく修正するのは難しいです。
――今後変える点は?
ティリ:今日と同じレベルでプレーをすることが大事です。今日のサーブとパスの質は良かったです。
ブロックとディフェンスはもう少しできると思うのでそこを修正したいと思っています。
一番大事なことは我慢しながらプレーをすることです。両サイド、オポジットが高いところから打って来ます。
それは仕方がないことなので私たちは攻めてアグレッシブにやらなければいけません。
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