2022-11-13 09:54 追加
仙台が悲願のホーム初勝利。佐藤あり紗監督兼選手が末永真由をエースに指名。新加入のヴィアティンが善戦。復帰の浅川希が古巣と相見える V2女子
V2女子の結果
V女子
2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は11月12日に本山製作所青葉アリーナ(宮城県)で計2試合を開催した。
Vに参戦して2年、仙台がホ-ムゲームで初勝利。今季の1勝目はチームにとってメモリアルの勝利となった。
続く第2試合ではアランマーレがヴィアティンを3-0のストレートで破って開幕3連勝。敗れはしたものの今季V新加入、ヴィアティンの善戦が印象に残る試合となった。
本山製作所青葉アリーナでの第1試合はリガーレ仙台対JAぎふリオレーナ。
JAぎふは高石明美主将を中心にチームの代名詞ともいえるバックアタック、新人・山根茉唯加らのサーブで攻勢をかけるが仙台のディフェンスを崩しきれない。
第2セット以降、主導権はホーム仙台が完全に握り、宮田あかり、大貫菜生の両ミドルも効果的に使ってJAぎふを圧倒。今季1勝目をあげ、同時にVリーグ加入以来の悲願だったホームゲーム初勝利を達成した。
佐藤あり紗監督兼選手は、
「ホームで1勝をあげられたことを嬉しく思う。昨シーズンはホームで勝てず、このためにさまざまな練習をしてきた。応援してくれる方々を身近に感じている分、悔しいというより情けないという気持ちの方が大きかった。今日、たくさんの方に来ていただいて、その皆さんの前で勝利できてよかった」
と語り、
「(勝利した瞬間は)正直、ホッとした。勝ちをもう少し喜びたいが課題はまだあるので、切り替えて明日に臨みたい」
と兜の尾を締めた。
また「今シーズン開幕にあたって成長を見せた選手は?」との記者の問いに対して、アウトサイドヒッター末永真由の名前を上げ、チームの「エース」に指名したことを明かした。
同会場第2試合はプレステージ・インターナショナルアランマーレ対ヴィアティン三重。
「超々攻撃型」を標榜するアランマーレはここまで開幕2連勝。新加入のヴィアティンを一蹴するかと思われたが、試合は拮抗した展開に。
ヴィアティンはベテランプレーヤー深草絵里奈が奮起。スパイク決定率60%、サーブ効果率18.3%とチームをけん引した。またサーブレシーブの要、浅川希はアランマーレを退団後、ヴィアティンで復帰した選手。Vの舞台で古巣との対戦となった。
11月12日終了時点での勝敗は下記の通り。
・群馬銀行(4試合4勝0敗、12ポイント)
・アランマーレ(3試合3勝0敗、8ポイント)
・浜松(3試合3勝0敗、8ポイント)
・ルートイン(2試合2勝0敗、6ポイント)
・大野石油(2試合1勝1敗、4ポイント)
・千葉(4試合1勝3敗、4ポイント)
・仙台(3試合1勝2敗、3ポイント)
・GSS東京(4試合1勝3敗、3ポイント)
・仙台(2試合0勝2敗、0ポイント)
・熊本(2試合0勝2敗、0ポイント)
・JAぎふ(3試合0勝3敗、0ポイント)
・ヴィアティン(2試合0勝2敗、0ポイント)
撮影 堀江丈
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