2022-12-10 08:37 追加
PFU・鍋谷友理枝「第1セットは硬さがあり、相手のウィークポイントもうまく突いていけなかった」 皇后杯コメント
皇后杯 12月9日 コメント
SV女子
12月9日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド1回戦PFUブルーキャッツ対プレステージ・インターナショナル アランマーレの試合後の鍋谷友理枝選手のコメントをお届けする。
PFU 2(20-25、28-26、25-17)1 アランマーレ
――普段対戦しないV2のチームが相手でしたが、慣れていない難しさがありましたか?
鍋谷:そうですね。自分たちの硬さと相手のウィークポイントなど、「ここを突いていこう」というのができなかったというのが今日の1セットを落とした原因だと思います。
――アランマーレはV2の中では早い時期からサーブ&ブロック、ブロックとレシーブの関係を強化しているチームですが、相手のそういった部分に関してはどのような印象を持ちましたか?
鍋谷:組織的に守っているという印象はありましたし、個々の選手に合わせてディフェンスのシフトなども変えてきているので、そういったところに今日の試合の最初の部分も手こずってしまったという印象があります。
――今シーズン、PFUはVリーグの方も波があるのかなという印象ですが、ここまでのリーグと今日の試合を戦っての感触は?
鍋谷:おっしゃる通り波があると思います。連続失点すると「どうしよう?」とバタバタしてしまうところが出てきて、それが敗因につながってしまったりしているので、そういったところをもう少しコミュニケーションをとりながら、みんなで一体となってやっていかないと波が減っていかないのかなと。いい時はすごくいいので、その差をなくしていけたらと思います。
――今季はアコスタ(ロスランディ)選手が主将ということで、女子ではVリーグ初の外国人主将ではないかと思いますが、コミュニケーションは問題なくとれていますか?
鍋谷:彼女もすごくコミュニケーションを密にとってくれていて、困ったときは私など年長者の選手にきいたりしてくれますし、若い選手たちにも声かけをたくさんしてくれています。大変だと思いますが、一生懸命やってくれているので、すごく助かっています。
――アコスタ選手がチームでいちばん英語の得意な選手は鍋谷選手と話していましたが、以前から勉強をされているのでしょうか?
鍋谷:勉強は全然していないんですけど(笑)、何とか話したいというのもあって、YouTubeなどで英語をよく見るようにしたりとかは少しずつやっています。おばがアメリカに住んでいて、英語を話せるので、その影響もあります。
――他の選手との間で通訳的なことも?
鍋谷:「レイ(鍋谷選手のコートネーム)、通訳して」とよく言ってきますが、まだ全然できてないので、もう少し頑張りたいと思います(笑)
――ご結婚もされましたが、アスリートと主婦業との両立は大変ですか?
鍋谷:単身赴任でさせていただいています。家族のサポートがあって、こうしてプレーできているので、どんどんそういった選手が増えていけばいいと思いますし、埼玉上尾の岩崎こよみ選手やうちの林(有美)のように出産後も続ける選手も増えてくればバレー界ももっと盛り上がっていくのかなと思います。
――ご自身もママさんアスリート、考えていますか?
鍋谷:うーん、タイミングが合えば…?(笑)
写真:堀江丈
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