2022-12-16 06:23 追加
トヨタ車体・周田夏紀「立ち向かう気持ちを忘れずに行きたい」、立石優華「ブロックフォローを改善したい」 皇后杯コメント
皇后杯 トヨタ車体クインシーズ・立石優華、周田夏紀 コメント
Others / SV女子
12月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)で行われたバレーボール皇后杯全日本選手権大会の試合後囲みコメントをお届けする。
ファイナルラウンド2回戦
トヨタ車体クインシーズ 1(25-15、20-25、11-25、18-25)3 日立Astemoリヴァーレ
■トヨタ車体クインシーズ
●周田夏紀選手(ミドルブロッカー)
試合の前半、私たちのやりたいことができていました。会場にも慣れて、良い流れが作れたかなと思ったんですけど、後半に入って攻撃がブロックにかかって焦りが出てしまいました。してはいけない失点が出てしまって、そこから最後まで自分たちの流れが掴めずに負けてしまったと思います。
●立石優華選手(リベロ)
普段のリーグ戦とは違って一発勝負。ミスしないように、受け身になる部分が今日の試合では出てしまいました。一発勝負の中で今までやってきたことが出せるチームが上に行くと思います。皇后杯は終わってしまったのですが、年明けからのリーグ戦では今までやってきたこと、自分たちがやりたいことをしっかり出して上位に食い込めるように頑張っていきたいと思います。
ーー立石選手に。移籍1年目。チームにフィットできていますか?
立石:みんな明るくて、フレンドリーに受け入れてくれました。早くから馴染めました。
ーー戦術面など前のチームと違うところもあるかと思いますが。
立石:アナリストだったり、監督、コーチが細やかにアドバイスしてくれます。自分が聞いたことに対してしっかり答えてくれるので迷いは減っています。
ーー第3セット、日立Astemoの入澤選手のサーブからブレイクを取られてしまいました。あの場面をどう見ましたか?
立石:基本は3人でサーブレシーブをやっているんですけど、そこで受け身になってしまって。スパイカーが決め切れなかったり、決めに行っているのに全員でフォローに入れなかったりという状況が出てしまいました。リーグ戦でも、攻めている場面でブロックフォローができなくて失点してしまうことがあるので、そこは改善していかなければならない部分だなと感じました。
ーー周田選手に。今シーズンのチームの変化は?
周田:夏場ディフェンスに重点を置いて取り組んできました。トレーニングをすごくやってきたことに対する自信もあります。そこでついた体力的なこと、身体的な能力がチーム全体で上がったことで、粘り負けしないなっていうのが私がコートに入って感じたことです。
ーーミドルの軸として頑張っていますね。昨年はいいものは持っていてもまだ不安も強かったのかな、と。今年は顔つきからして違うと感じました。
周田:自身満々、何も怖くないですか?って聞かれたら、「はい」って思い切って答えることはできない…まだちょっと不安だったりはするんですけど、チームのみんながいるので。私がミスをしたらみんながカバーしてくれるし、そういうのがあって私もみんなのために…自分でもまだまだだなとは思うんですけど、頑張らなきゃって。
夏場取り組んできたこと、チームのみんなのために、そして応援してくださっている方のために。その3つが心の支えになって今の原動力になっていると言いますか、表情に出ているのかなと思います。
ーープレーの部分で今年成長を感じるのは?
周田:夏場、重点的にブロックを練習してきました。これでもかってくらい。ハッタヤ選手やブロックのいい選手が周りにいてくださるので、それもお手本にしながら少しずつ改善できているのかなと思います。
攻撃ではちょっと高いセミや、あまりミドルが打たないセットの攻撃を打たせてもらっています。そこが私の良さというか、他の選手にはない攻撃ができているのかなと思います。
――年明け以降の抱負は?
立石:リーグ戦では連勝が続いています。チームがやりたいバレーをしっかりやって、初戦は東レ戦なんですけど、自分たちの力が発揮できるように頑張ります。
周田:私たちはチャレンジャーなのでその気持ちを忘れずに。絶対成長する、絶対勝つという立ち向かう気持ちを忘れずにいきたいなと思います。
撮影 堀江丈
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