2022-12-24 06:00 追加
NEC・古賀紗理那「苦しい時間帯も足を止めず、コート内でのコミュニケーションを忘れずに戦った」、金子隆行監督「サーブでアグレッシブに攻めることができた」 皇后杯決勝会見コメント
皇后杯 決勝 NEC対東レ NEC会見コメント
Others / SV女子
12月18日に東京体育館(東京都渋谷区)で行われた令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド決勝、試合後の記者会見コメントをお届けする。
NECレッドロケッツ 3(25-14、23-25、25-18、25-23)1 東レアローズ
■NECレッドロケッツ
●古谷ちなみ主将(アウトサイドヒッター)
東レさんはオフェンスのいいチームです。今日の試合、私たちは強めのサーブで攻めていこうとして、それがとてもよくはまりました。相手のオフェンスを絞りきれたというのが勝利のひとつ要因かなと思います。
●古賀紗理那選手(アウトサイドヒッター)
今日も強い東レさんと当たるということで、昨日に引き続き、私たちはワクワクした気持ちで試合に臨むことができました。苦しい時間帯もあったんですけど、コート内でのコミュニケーションを忘れずに、足を止めないことを意識して試合ができたのが今日の勝因だと思っています。
●小島満菜美選手(リベロ)
技術的なところとしては、しっかりサーブで攻めて自分たちのブロックディフェンスに嵌めることができたのが良かったと思います。第2セット以降で自分たちのオフェンスのリズムが少し合わないところもあって接戦になる場面もあったんですけど、最後に勝ちきれたところはすごく大きいかなと思います。
――古谷主将に。東レから「NECはいつも通りのバレーができていた」と話がありました。そこについては?
古谷:チームがアップから硬くなっているようなことはなかったです。特にみんなで話したわけではないんですけど、それぞれいつも通りやっていこうっていう意識がありました。試合に入る前の段階で笑顔だったり、一人ひとりの表情がほぐれていたのは良かったと思います。
――小島選手に、試合後コートで尋常ではない泣き方をされていましたが…?
小島:メンバーが揃っているといわれている中で、なかなか結果が出ないシーズンが続いていました。チームが良くなっているっていうのはシーズンを重ねるごとに実感はしていたんですけど、それが結果として結びついたということがすごく嬉しかったのと、ほっとした気持ちが私の中にこぼれていたと思います。
――小島選手は内定選手の時に同期の山内美咲選手、塚田しおり選手と一度リーグ優勝を経験していますが、それ以降優勝経験がなく、この世代は優勝への思いが非常に強いと伺っています。ここでまず一つタイトルを取れたことに対する感想は? また、ここからリーグ優勝へとつなげていくための思いも聞かせてください。
小島:(内定選手の時)私と塚田はリーグ優勝の瞬間をコートの外で見ていました。勝つチームはこういうチームなんだなということを外から見て実感しましたし、中にいても感じることができました。
でも、自分たちがチームの主体となっている時期にそれがなかなか作り上げられず、年齢も重ねてきてチャンスが少なくなってきていると感じていました。
だから優勝への思いは人一倍ありましたし、同い年の選手たちとコートに立ち続けてプレーしていきたいという思いもありました。
もちろん皇后杯を取ったことは嬉しいです。ほっとしたとは言ったんですけど、皇后杯はリーグ優勝に向けての過程の一つだと思っていて、その過程を踏んでいくこと、これからも成長していくことがリーグ優勝に向けての鍵になってくると思っています。
皇后杯は取れましたけど、課題もすごくあった試合でしたので、個人としてもチームとしてもさらに詰めていかないといけないなと思っています。
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