全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>東レ篠田監督「清水選手の声の誘導にやられた」髙橋健太郎「山内さんが要所で決めていた。彼とのマッチアップは楽しい」酒井啓輔「明日は自分のトスを上げたい」

会見・コメント

2023-01-21 19:52 追加

東レ篠田監督「清水選手の声の誘導にやられた」髙橋健太郎「山内さんが要所で決めていた。彼とのマッチアップは楽しい」酒井啓輔「明日は自分のトスを上げたい」

東レアローズ会見

SV男子

2023年1月21日 パナソニックパンサーズ対東レアローズの試合後記者会見をお届けする。
試合は第1セットを東レが先取したが、パナソニックが2,3,4セットを連取して3-1で逆転勝利。パナソニックは深津英臣選手がベンチアウトだった。

■東レアローズ

○髙橋健太郎 
悪くない試合だし、相手のすごいプレーだったりキャプテンの山内さんが自分で決めたりスパイク得点多かったし、ブロックも要所を決めたので、彼が流れを渡さなかったなーという印象。清水さんのプレー、終盤にかけて清水さんは絵像で見てると落ちてくるというイメージ、前半をしっかりおさえればというイメージだったんですけど、本当に今日はすごく清水さんタフで、毎回毎回本当に丁寧にスパイクを打ち分けてこられたので、なかなかブロックディフェンスをすることが厳しくなった。それで自分たちの展開であるラリーを作って、というのがやれなかった。
自分たちの展開が作れなかったのが敗因だったと思います。

○酒井啓輔
粘り負けというところもありますし、セッターとしても読まれてた部分は多かった。今日は今日でしっかり振り返って、明日勝てるようにしたい。もう一回準備したい。

――酒井さんに。自分のトスが読まれてたといわれたが、山内さんのブロックがあったし、パナソニックのミドルラインのディフェンスについてどう組み立てたかったか。

酒井:最初は自分のトスも悪くなかったが、それでもこっちのスパイカーが打った先に人がいて決まらない。どんどん続いてくる。そうなるとセッターにもストレスがかかってきて、もうちょいああしなきゃ、こうしなきゃと考えさせられた。相手と戦う前に、自分の上げる場所をどうしようかというところになってしまったのが敗因ですかね。真ん中の山内さんやラリー選手だったりクビアク選手も自分のフォームをみて、ここはAクイックだとか言ってきて駆け引きがうまかった。

――高橋さんに。山内さんに対してコミットいったりしていたが、山内さんとの対戦自体をどんなふうに楽しんでいたか。パナソニックのディフェンスからのオフェンスは。

髙橋:山内さんは最初にのせると止まらない。セッターの方の情報を見てなかったので、深津さんで用意してきたので、どちらかというと簡単にやられた。今日も色々、高さが生かされて、ずっと同じことされまくった。明日改善すれば余裕で止まると思う。パナソニックさんのディフェンスについては、どのチームに対しても同じことをやっているので、そうさせてしまった。明日は切り替えて、自分たちらしいところをやっていけば、もっともっと厳しい試合になるかもしれないが、勝てるなと思います。

山内さんとのマッチアップは楽しいですよ。彼のブロックもいい感じになってきたんで、ライバルがいるとすごく楽しいですよ。尊敬できる部分はたくさんあるし、追いつけ追い越せじゃないけど、いろんな刺激になる。僕のエナジーが出る。でも今日は負けました。

――酒井さんに。読まれるという部分は、セッターとしてどういうプレッシャーがあったか。
酒井:パナソニックさん自体がしっかりデータではめてくるチーム。自分の傾向というのは事前に把握して、1セット目は要所要所ではずすことができたんですけど、2セット目以降のサイドアウトゲームになったときに、自分自身が我慢しきれなくて、ミスが連発してしまった。常に相手がなにかしてくるだろう、というデータではめてくるからこその怖さを常に感じながらやっていた。そこはプレッシャーでした。明日は今日こういうゲームになっているので、自分の傾向を置いといて、どう戦うかというところにフォーカスしていきたいなと思います。

○篠田歩監督
今日はどちらかといえば、相手にはめられてしまった。セッターが今日は崩されてしまったのが大きい。明日はそこの修正が必要かなと思います。

――セッターが深津さんと思って準備してきたと思いますが、新さんはどんなイメージで、はめられたのは。

篠田:サイドの攻撃が多くなるかなと思っていたんですけど、そこはそのとおりだったんですけど、真ん中を結構決められたというのが大きいですね。ただ、それだけでなくて、こっちの攻撃が機能しなかった。ある程度サイドは抑えられてたかなという印象。細かいところで軟攻を落としちゃったりそういうところが痛かった。予想通りの配給だった。どっちかというとこっちの攻撃が通せなかったのが敗因。

――今日はめ込まれた部分がなしとしても向こうのディフェンスだったり連携の部分でやられたのは。
篠田:清水とかがセッターに色々言ってることに対して、酒井も真子もちょっと考えすぎて。清水のベテランのうまさというか。それでもうちょいクリス使っていいところで全然使わないでレフト3枚走られるとか。逆をやろうとしてそれではめられてるところがあった。もうちょっと自分たちのスタイルを貫き通せばよかったのかな。清水の声の誘導のうまさですかね、今日やってて思ったのは。セッターも自分でバグっていってしまった。

――セッターを何回か使い分けてましたが、それぞれの意図とと評価は。
篠田:今日に関しては相手に言われることによって自分のトスアップができなかったように見えました。ふたりとも自分の良さを出せなかった。今日に関しては。明日同じことをやっていては意味がない。セッター二人が成長するにはそういうところも通っていかなきゃいけない。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック