■NECレッドロケッツ

●塚田しおり選手

先週の東レさんとの試合での日曜日の敗戦から、もう一度この久光戦に向けて準備してきました。入りのところではこちらのオフェンスが一人ひとりを活かしてできていたのですが、2セット目以降、やはり相手のブロックがしっかり対応してきました。サーブで緩急をつけられた時に、自分たちのオフェンス枚数を確保できずに、 相手に全てブロックディフェンスではめられてしまったところが反省点です。もう一度そこを修正して、明日に臨みたいと思います。

●廣田あい選手

1セット目は自分たちでいい流れを作って、オフェンスで攻めて、自分たちがやりたいバレーができていたと思うんですけど、中盤から相手に何かやられたというより、自分たちで少し苦しい状況になってしまって、そこからだんだん流れが悪くなってきたという印象です。自分は今回初めてのリーグではありましたが、チームとして、 今日まず1勝するということを目標にみんな変わらずやってきたことなので、そこに対してもっと精度を求めて、できたところはあったなと感じています。課題はいっぱい出たので、もう一度 今日振り返って、明日修正して臨めるようにしていきたいと思います。

●中川つかさ選手

自分も今日が初めての試合でした。1セット目、チームがいい雰囲気で、オフェンスの面でも練習してきた部分がすごく出ているシーンが多かったんですけど、 2セット目以降から相手がブロックでかけてきたり、サーブで崩してきて、リズムが取れなくなった印象です。もっとコートの外からしっかり見ていて、相手がどんなブロックシステムを組んでくるのかをみんなに共有できたなと思いました。明日もう1戦残っているので、2戦負けることなく、絶対明日は1勝取れるように、切り替えて頑張りたいと思います。

――廣田選手に。NECに入団してコートに長く立った試合は初めてだと思いますが、率直な感想を教えてください。フロントでも活躍しましたが、これからVリーグでやっていくための手応えなど、感じたことは？

廣田：今回初めて出させていただいて、第4セットはスタートのメンバーでも入れさせてもらって、自分が何か残さなきゃっていうよりは、今できることを精一杯やることがチームにとってプラスになることだと考えて臨みました。結果は自分の納得がいくものではなかったですが、ひとつひとつのプレーなどをもっと変えていかなければという発見もありました。自分ができることをやろうとして臨んだ結果が、今日のひとつひとつのプレーで、そこをやりきったからこそ得られたものはあったと感じています。自分がやりやすいように周りの先輩方も声かけてくださったり、雰囲気を明るくしてくださったりして、すごく支えられたなと思うので、明日はもっと自分がプレーや声で、もっとチームを勢いづけたり、貢献できたらいいなと思います。

――中川選手に。チームに合流して、まだそんなに時間が経ってない中での試合出場となりましたが、どういうことを意識して試合に臨みましたか？　また、現時点でのNECというチームについての印象や、自分がそこからどういう選手になっていきたいかなどを教えてください。

中川：2週間ほど前からと合流させてもらって、まだ内定選手ですが、ユニフォームを着せていただいたり、出場機会を設けてくださっているってことに責任があると思うので、しっかり責任感を持ってやっていこうという気持ちで、今日はコートに立ちました。NECの印象としては、元気が良く、自分自身が好きなバレーボールだなと思っていて、そのまま入っても、練習でも試合中でも同じような印象だったので、自分ももっとコミュニケーションをとって、チームの一員として頑張りたいという気持ちです。

――中川選手に。NECさんはいいスパイカーが揃ってますが、特に古賀選手にトスを供給してみての感想をお聞かせください。

中川：試合中はそんなに緊張することもなく、チームのエースとして打ち切ってもらうまでをしっかり、自分がトスを上げなければいけないという気持ちと、 まだしっかりとコンビを合わせられる部分がこの試合でも少なかったので、そこを自分からもしっかりコミュニケーション取って、紗理那さんのいいところを引き出せるようなセットができたらいいなと思っています。

――塚田選手に。先ほど相手のブロックとディグではめられたところがあったというお話もありましたが、明日に向けて、今日第2セットに顕著に見られた連続失点など、どのように防いでいくのか、ポイントがあれば教えてください。

塚田：相手に何かをされたというよりは、自分たちが本当に吐き出しを多くしてしまったので、まず、そこの自分たちの失点をコントロールしつつ、相手のサーブで関係をつけられたとしても、そこからでも枚数を稼げるところが自分たちの強みだと思うので、そういったオフェンス展開を明日できるようにやっていきたいと思います。

――塚田選手に2点伺います。今日の試合、サーブが非常に良かったですが、サーブ練習はどういうテーマを持って取り組まれているのかということと、もう1点は今日、同じポジションの中川選手のデビュー戦ということで、塚田選手の内定の時は優勝した年だったと思いますが、中川選手のプレーを見て感じたことなどがあれば教えてください。

塚田：サーブについては夏場からずっと取り組んできて、軌道の低いサーブをやってきたので、そこを試合で思い切って出そうと。ああいう劣勢の場面だったので、攻めようっていう気持ちで打ち込んでいきました。
つかさが初めての試合でしたが、内定選手とは思えないぐらい堂々とプレーをしていて、私の内定の時とは全然違うなっていうぐらいの印象で、やはりいろいろな経験をしてきて、 すごく自信を持ってプレーしているなという印象がありました。お互いに高め合いながら、このリーグを優勝できるように頑張っていきたいと思います。

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