2023-02-13 08:06 追加
アランマーレ首位、浜松連勝。仙台・佐藤あり紗「会場に来て応援してもらいたい。リガーレの選手、一人ひとりの気持ちを込めたプレーを見てほしい」 V2女子
V女子
第2試合はGSS東京対浜松。
現在4位の浜松もまた、チャレンジステージ進出のために必勝を期す戦い。だが、GSS東京のショートサーブに苦戦し、第1セットを14-25の大差で献上した。
GSS東京は「期間限定Vリーガー」中澤恵がチームメイトに積極的に声掛けし、攻守の軸となってチームをけん引する。しかし、その後のセットは今季充実の浜松が1枚上手を行った。
浜松は主将・水上真悠子をはじめ、アンドラデ・レイレライニ、若泉佳穂らサイド陣が奮起。第2セット以降は修正に成功した浜松が優位に立ち3-1で勝利を収めた。
浜松は流山大会を連勝、翌週ホームでアランマーレと群馬銀行を迎え撃つ。
浜松はトスワークのみならずサーブ、ブロックでも貢献する長身セッター森木かれんの存在が目を引く。長身を活かしたマルチな能力を見せている選手だが、スパイク(ツーアタック)の打数は少ない。
「スパイクは苦手なのか?」
という記者の質問に対し濱田義弘監督は
「サイドの選手と遜色ないスパイクが打てる。もっと積極的に打ってほしい」
とさらなる要求。大学時代には途中でバレーから離れ、ブランクもあったという森木だが、その空白期間を乗り越えて新天地で奮起するセッターにまだまだ進化する余地があることを示唆した。
なお、濱田義弘監督は以前指揮をとっていた日立リヴァーレ(現・日立Astemoリヴァーレ)で仙台・佐藤あり紗監督兼選手を指導している。
当時の思い出や、佐藤監督へのメッセージを希望した記者の求めに応じ
「チーム事情で夜遅くまで練習せざるを得ない中、彼女の貢献で日立はV2からV1に昇格ができました。思い出深い選手です。リベロだし40歳くらいまでできるんじゃないかな。バレー界のためにも、もっとプレーしてほしいですね。地元をあれだけ盛り上げていますし、(地域にも)貢献しているんじゃないかなと思います」
とコメントした。
次戦は2月18、19日。静岡、東京、岐阜、熊本で試合が行われる。
2月12日終了時点での勝敗は下記の通り。
・アランマーレ(16試合15勝1敗、43ポイント)
・群馬銀行(16試合14勝2敗、41ポイント)
・ルートイン(16試合12勝4敗、37ポイント)
・浜松(16試合11勝5敗、33ポイント)
・仙台(15試合9勝6敗、26ポイント)
・JAぎふ(16試合7勝9敗、21ポイント)
・GSS東京(16試合5勝11敗、14ポイント)
・熊本(15試合5勝10敗、14ポイント)
・大野石油(16試合3勝13敗、13ポイント)
・ヴィアティン(14試合3勝11敗、8ポイント)
・千葉(16試合2勝14敗、8ポイント)
撮影 坂本清、堀江丈
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