2023-02-17 14:54 追加
浜松・森木かれん「攻めたサーブはイイ感じでした」、千葉・吉田奈未「止められたら決め返す」、仙台・佐藤あり紗監督兼選手「鈴木音は100点満点。明日は塩を食べて頑張って」 V2女子
V女子
第2試合
●佐藤あり紗監督兼選手(リベロ)
出だしから熊本さんの力強いスパイクとプッシュに対応しきれず苦しい展開が続いていた試合でした。私たちも粘りを強みにしているんですけど、同じような特徴を持っているチームに負けたことはすごく悔しく思います。
明日は勝てるように自分たちの粘り強さを取り戻して気持ちを強く持って戦いたいなと思います。
●小澤史苑主将(オポジット/アウトサイドヒッター)
サーブに揺さぶられた時に対応しきれず、難しい展開になったと思います。点数が詰まった時に取り切れないのが自分たちの弱さでした。最後の一押しというところで足りないのかなと思ったので、明日はまた気持ちを一つにして戦っていけるようにやっていきます。
●鈴木音選手(アウトサイドヒッター)
なかなかいいリズムが作れなかったり、相手にやりたいことをやられて苦しい場面が続いてしまいました。自分たちで立て直せたところもあったけど、最後勝ち切れなかったのが悔しいです。明日は良いところを出して勝ち切れるように頑張りたいです。
ーーフロアディフェンスの勝負になりました。そこに持ち込まれてしまった要因は?
佐藤:熊本さんのブロックとレシーブの対応ですね。スパイクのコースに対してしっかりと基準を作ってワンタッチを取る。その後ろにフォローに入っている。そのシステムがしっかりしていました。そこで私からコースの切り替えなどのアドバイスができなかったのが反省点です。
ーー仙台が崩れたのではなく、熊本が頑張ったという印象でした。
佐藤:熊本さんは前回の試合をやらせていた時にすごくいいチームだと感じていて、簡単には勝てないなと試合が始まる前から思ってはいました。
でも、相手がどういうチームでも私たちはまず私たちのバレーをしよう、と。そのことを大事にしてきましたし、今日は私たちができなかったことに目を向けて、明日、改善したいなと思います。
ーー佐藤監督はリベロですのでコートから外れる時間がありますが、今日はその時間を少し多く作って戦況を見られていたように感じました。
佐藤:外から見て感じたことも大事ですね。一度冷静になって、選手の良さをどう活かすか考える時間がほしいなと思った時にはそういうやり方を取るようにしています。
ーー鈴木音選手が良い活躍をされましたね。
佐藤:ええ、鈴木もそうですし、全員が良い状況でしたので、試合が始まる前はいい意味でメンバーに困りました。その面では、組み合わせとかメンバーチェンジのタイミングで私に反省点があったと思います。選手の良さを引き出せるようなゲームメイクができたらいいと思います。
ーー鈴木選手の評価は? 途中で脚が攣ってしまいましたが、そこまで奮闘しました。
佐藤:もう100点満点です。レシーブにも一生懸命自分から行きましたし、スパイクも力を込めて打っていたので、後は塩を食べて頑張ってほしいなと思います(笑)
鈴木:塩食べて?
佐藤:塩食べて(笑)
小澤:塩食べて(笑)
ーー鈴木選手に。初めてのスタメンになりましたがそれを告げられた時は?
鈴木:(戸惑いながら)えー
佐藤:えー(笑)
小澤:えー(笑)
鈴木:えー(笑)第一はやっぱり頑張らなきゃいけないなって。出れない選手もいる中で選んでいただいた。その機会だからしっかり自分の良いところを出せるように頑張ろうって思っていました。
今日のプレーについては?
鈴木:スパイクに関して自分は高さが武器だと思っているので、それをしっかり出せていけたかなと思うんですけど、途中で脚が攣ってしまってやり切ることができなかったのが凄く悔しいです。
ーー自分の中のものをフルに出したから足まで攣ってしまった?
鈴木:そうですね。試合は全部、1本1本を100%でやっていました。
ーー小澤主将から見て鈴木選手は?
小澤:自分にはない武器で戦っている選手です。大事な時に決めてくれますし、頼りにしている部分があります。今日も笑顔が見られて、一緒にやっていて楽しかったです。
ーー今日の自分のプレーについての評価は?
小澤:ポジションを変えての出場だったのですが(普段のアウトサイドから今日はオポジットに)自分が決め切れなかったのでレフトレフトの苦しい展開になってしまったのかなと思います。明日はもう少し決定率を上げていきたいと思います。
ブロックとレシーブ(の関係)についてはどのポジションに入っても自分からボールを取りに行くことを意識してやっているので、どこに入っても安定してできるようにしていきたいです。
ーー熊本のスパイカーの印象は? 入江彩水選手が今、得点王です。
小澤:軟打と強打の使い分けが上手なので、その対応が難しかったところはありました。
ーー残りの試合はどういうところに注力したい?
小澤:競った試合の時にしっかり勝ち切れるチームを作っていく。気持ちを出して1戦1戦を全力で戦って、どのチームにも勝ち切れるようにしたいです。
佐藤:まずはチームが良いプレーだったり、良い雰囲気でプレーできるようにコントロールしていく。それから自分のプレーをしっかり確立して、チームに貢献したいなと思っています。
鈴木:自分は高いところから思いっきりスパイクを打つ。そうすればチームに良い流れを持ってこれると思うので、そこを頑張りたいです。
*熊本の会見はチーム移動の都合上、未実施。
撮影 堀江丈
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