2023-02-20 12:44 追加
声出し応援解禁! 会場の熱気を背にGSS東京がルートインを破る。群馬銀行、アランマーレがファイナルステージへ。残り1枠をルートイン、浜松、仙台で争う V2女子
V2女子の結果
V女子
バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月18、19日にサーラグリーンアリーナ(静岡県)、感謝と挑戦のTYK体育館(岐阜県)、中央区スポーツセンター(東京都)、熊本市総合体育館(熊本県)で計8試合を開催した。
サーラグリーンアリーナではホーム浜松が首位アランマーレ、2位群馬銀行の「2強」を迎え撃った。
前週の流山大会でサーブ&ブロックに手応えを掴んだ浜松は18日、アランマーレを3-0のストレートで撃破する大きな1勝。19日は群馬銀行に第1セットを先取したが、続く3セットを僅差で奪われ、上位チームとの連戦を1勝1敗の結果で終えた。
中央区スポーツセンターでは19日、GSS東京と現在3位のルートインが対戦。
試合に先立ち、今季230試合出場(Ⅴリーグ栄誉賞に該当)を果たした色摩知巳のセレモニーが開催され、色摩が在学当時の恩師にあたる文京学院大学女子中学校・高等学校校長、清水直樹氏より花束の贈呈が行われた。
GSS東京はホームにおけるマスク着用での声出し応援を解禁。会場は双方の応援団を中心に生の声援が飛び交う「これぞVリーグ」といえる熱気に包まれた。
GSS東京はホームの声援を背にルートインに真っ向勝負。期間限定Vリーガー・中澤恵、2メートルを超える長身ミドル張心穆意、途中出場のアウトサイドヒッター勝見咲子らも奮起し、セッター黒田茉央のトスワークも冴える中、ルートイン相手に試合のペースを握る。
ルートインはエース村山美佳、チャイニーズタイペイ代表主将の張瓈文(チャン・リウェン)を中心とした強力なサイド攻撃を展開するが、GSS東京の押せ押せムードに飲まれ、その勢いを止めることができない。
高校では色摩知巳の後輩(文京学院大高)、大学では中澤恵の先輩(早稲田大)にあたる富澤結花も途中出場で奮闘するが、GSS東京に傾いた流れを変えることはできなかった。
3位を死守したいルートインは浜松、仙台の足音が聞こえるプレッシャーの中、GSS東京に痛い敗戦。
主将の村山らは記者会見で涙し、残り試合の必勝を胸に期した。
リーグはいよいよ大詰め。次戦は2月25日、26日。長野、宮城で試合が行われる。
2月19日終了時点での勝敗は下記の通り。
・群馬銀行(17試合14勝2敗、44ポイント)
・アランマーレ(17試合15勝2敗、43ポイント)
・ルートイン(17試合12勝5敗、37ポイント)
・浜松(18試合12勝6敗、36ポイント)
・仙台(16試合10勝6敗、29ポイント)
・JAぎふ(18試合8勝10敗、24ポイント)
・熊本(17試合7勝10敗、20ポイント)
・GSS東京(18試合7勝11敗、19ポイント)
・大野石油(17試合3勝14敗、14ポイント)
・ヴィアティン(16試合3勝13敗、8ポイント)
・千葉(17試合2勝15敗、8ポイント)
撮影 堀江丈
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