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会見・コメント

2023-02-24 21:15 追加

西田有志「負けてしまったが収穫も多かった。クビアク選手のファイトは自分は好きで仲良くしてもらってます。パナソニックさんのホームゲームは楽しい」V1男子

SV男子

○西田有志
1セット目パナソニックさんは昨日と違った勢いがあったので、とられてしまったものの、自分たちが勝負どころでとりきれるところはたくさんありましたし、その中でフルセットいってしまって、せってる状態。
負けてしまったもののプラスになるものはすごくあるんじゃないかなと感じています。

――サーブ、序盤はあまり入らない感じでしたが、徐々に調子を上げていきましたが。
西田:今シーズンサーブであまり自分の中でしっくり来てる試合が少ないんですけど、今日は尻上がりに調子をあげられた。
5セット目は攻めきるしかないかなと。あの展開をつくっても、向こうのほうがマッチアップがすごくよかったので攻めきってなんとかするしかないと思ったんですけど、ああいうミスにつながってしまった。今シーズンすごく悩んでいる。

――ちょっと試合が接戦だったりエキサイトしかねない雰囲気もある中で、西田さんを見てて、ゲーム勝負には熱く、頭はクールにという感じ。一段クールな西田さんが見られたように見えた。マインドについては。

西田:パナソニックさんがすごくいいテンポで試合をしてきたので、自分たちのテンポとは違う流れだったので、そこについていっても良いバレーができないのはわかっていたので、
自分だけでもしっかりと関田さんからのハイボールだったりをしっかり決めきることができれば、テンポは掴めてくると思っていました。複数人が焦る場面があった中でもその中で一人が冷静でいて、そこで一回ワンクッションおける展開ができればと。
今日はそういうふうに考えてましたし、クビアク選手もエキサイトする場面はたくさんあるので、僕はあれはすごく好き。ぼくはそこで勝負しない。クビアク選手はああいうファイトがあったあとに一段ギアが上がってまたプレーがすごくなるので、そういう人としての特徴がある。こっちもこっちでそれにのっかってしまうとバレーが崩れてしまうと思ったので、今日は自分なりのコントロールをしました。

――クビアク選手の距離感は西田さんがうまくいなしている感じ?
西田:もとからクビアク選手とは仲良くしてます。連絡とってたりもする。そこは、ともだちっていう言い方はおかしいですけど、敵ではあるんですけど、そっちで違う戦いをするような感じではない。どの選手に対しても僕はリスペクトがある。クビアク選手がリスペクトがないとかじゃない。ああいうプレースタイルは海外ではたくさんいらっしゃる。僕は日本人とはリスペクトがあってしっかりプレーというのが価値観。それを自分でも貫きたいと思います。

――満員のお客さんの中でそういった試合ができたことに。
西田:パナソニックさんの運営のしかたのおかげでこれだけ満員のお客さんの中でバレーボールができることをすごく嬉しく思いますし、開催する地によって人の流れは違ってくる。
パナソニックさんのホームゲームはいつも楽しい。応援してる人たちが選手と一緒に悔しがって決めたとき一緒に喜んでという中でアウェイでやらせてもらって、僕はすごく嬉しいですし、これがあるべき姿。
次から声出しがOKとなるとより盛り上がると思います。
今回見に来ていただいた方に、感謝したい。試合には負けてしまったのはあるのですが、それ以前に感謝することがたくさんある。
楽しいバレーをさせてもらったことに感謝しています。

――次がサントリー。負けたけど収穫もあったと言われたが。
西田:チーム自体が熟してきている。それが今日で一段上がっている。ただこのバレーでいいバレーしただけじゃなくて、話し合って全員の解決法を見つけ出す。
それさえできれば、サントリーさんもいいバレーをしてくるのがわかっていますが、よりハイクォリティなバレーができる。自分を信じて、チームを信じてやっていきたい。

写真:火野千鶴

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