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2023-03-02 08:00 追加

Vリーグがトルコ・シリア地震復興支援チャリティ企画”TSUNAGU project”を始動

Vリーグがトルコ・シリア地震復興支援チャリティを企画

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 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は1日、トルコ・シリア地震によって苦難を強いられている人たちをサポートするトルコ・シリア地震復興支援チャリティ企画 “TSUNAGU project”を開始することを発表した。

 2月6日にトルコ南部とシリア北西部を襲った大地震による犠牲者や行方不明者の数は5万人にも上っていると報道されている。世界でもトップレベルを誇るトルコ国内バレーボールリーグのチームでも選手が瓦礫に埋もれて犠牲になるなど、痛ましい被害があったことが報告されている。

 VリーグのTSUNAGU projectでは、トルコとシリア国内で甚大な被害を受けた方々への支援を目的として、募金活動、Vリーグのマスコットやデジタルカードコレクションの販売を行う。その寄付金と売上金を公益財団法人日本ユニセフ協会を通じて寄付をして、トルコ・シリアの皆さんの復興支援の一助となることを期待するとしている。

 このTSUNAGU projectのサポーターとして、トルコのバレーボールリーグや大会で活躍したVリーグの元選手で北京五輪代表、現・デフバレー日本代表監督の狩野美雪氏、ロンドン五輪銅メダリストの佐野優子氏、木村沙織氏、狩野舞子氏、現・日本代表コーチで元デンソー監督の川北元氏が参画。一緒に日本のバレーボール愛好者やファンなどに対して協力を呼び掛けていくという。このプロジェクトは、現在開催されている2022-23 V・レギュラーラウンドを経て、今年4月のV・ファイナルステージの終了時まで実施予定。サポーター各氏のコメントはVリーグ公式サイトに掲載されている。


 今季のV1女子ではトルコ出身の選手もプレーしている。KUROBEアクアフェアリーズ所属のイヴェギン・トゥーバ選手は、地震発生2日後の2月8日、埼玉上尾メディックス戦終了後に、母国に思いを寄せたスピーチを行った。同じくトルコ出身で日本でのプレー経験が豊富なデンソーエアリービーズのオズソイ・ネリマン選手も、Vリーグ公式動画で母国への支援に対する感謝のメッセージを日本語で発信している。
イヴェギン・トゥーバ選手のメッセージ:https://twitter.com/kurobeaqua/status/1623307150113271810?s=20
オズソイ・ネリマン選手のメッセージ:https://youtu.be/DRUJEARU8Ug

 TSUNAGU projectの活動内容は、以下の通り。

【募金活動】
1.ファンドレイジングプラットフォーム “Syncable” のTSUNAGU projectキャンペーンページ(https://syncable.biz/campaign/4298)からオンライン決済で寄付を募る。500円から寄付が可能。
2.V・ファイナルステージ・V・チャレンジマッチ(入替戦)の会場に募金箱を設置。

【チャリティグッズの販売】*3月中旬を予定
トルコ・シリアの国旗のプレートとともに、Vリーグオフィシャルマスコットキャラクター・ブイリー&ブイきちのぬいぐるみボールチェーンをチャリティーグッズとして1個1,000円(税込み)で販売。

【デジタルカードコレクションでのチャリティ販売】*3月中旬を予定
2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN & WOMEN(V1男女)の選手のプレーシーンをデジタルカードとして配信するサービス ”V.LEAGUE CARD COLLECTION (Vコレ)”で、チャリティを目的とした販売を実施。
Vコレ -MEN-」https://vcolle-men.pluspo.net/
Vコレ -WOMEN-」https://vcolle-women.pluspo.net/

写真:坂本清

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