2023-03-04 09:37 追加
久光・石井優希「古賀紗理那選手の近くで点数を取りたかった。張り合うというわけではないですが」、NEC・井上琴絵「自分たちがやってきたことを信じてチームで戦う」 V1女子会見
V1女子 2月26日 久光対NEC 会見コメント
SV女子
2月26日に四日市市総合体育館(三重県)で行われたバレーボールV1女子の試合後会見コメントをお届けする。
久光スプリングス 3(22-25、25-15、22-25、25-20、15-9)2 NECレッドロケッツ
■久光スプリングス

●井上美咲選手(セッター)

以前の対戦ではうちが勝利したこともあり、その結果を受けてNECさんは勢いを出してくると思いました。チームのみんなでその勢いに負けずに行こうと話していて、結果、勝利できたので良かったです。
●石井優希選手(アウトサイドヒッター)

本当にタフな試合でした。勝てて良かったなというほっとした気持ちです。取られたセットはリードしている中で、終盤に自分たちの失点で相手にやられてしまったので、その詰めの甘さをもう一度修正していくことが必要ですね。
●ファンヘッケ・リセ選手

この勝利が残りの試合を勝ち切れるようなエネルギーになればと思っています。NECさんの守備は非常に良かったですし、私たちもすごく難しい状況に陥りましたけれども、自分たちでその困難な局面を乗り越えようと頑張りました。一番重要なのは最後まであきらめなかったことだと思いますし、勝てて嬉しいと思っています。
ーーリセ選手に。今日の自身のプレーの感想を。
ファンヘッケ:難しい試合でした。なかなか点が取れずに私自身のプレーもタフな状況が続いていました。アタックも拾われていましたし、ブロックタッチも取られていた。なかなか自分の攻撃が決め切れない中で、まずはチームに何が貢献できるかということを念頭にプレーしました。

ーーこれまで久光はミドルに外国籍選手を置いてきたので、オポジットの外国籍選手というのはチームにとっても挑戦になっています。その中でリセ選手は乱れたボールを決めたりチームに大きな貢献していると思います。
ファンヘッケ:自分自身のプレーについて話すのは得意ではないのですが、チームに早くなじみ、どう貢献するかということを考えてやってきています。フォルケ・アキンラデウォ選手は本当に素晴らしい選手でチームに多大な貢献をしていました。少しでも彼女のようにチームに貢献できればとやっています。とにかくベストを尽くしていこうと取り組んでいます。
ーー石井選手に。特に大事な1戦になりました。自身のプレーや相手との駆け引きで印象に残ったことなどは?
石井:絶対に負けられない試合でした。チームのみんなが「絶対勝つ」という気持ちを最後まで切らさずにできたことが勝因の一つだと思います。
自分自身、特別この試合が良かったとか、この試合が悪かったというのはなく、数字でも特にチームにとってプラスではないと思うんですけど、チームの勝利のために自分にできることを考えて試合をやっています。

古賀紗理那選手のプレーは年々技術が増しているなと感じています。今日はお互いにフロントになるローテーションが多かったのですけど、彼女のインナー打ちというのは本当にわからなくて、自分がここかなと思ったコースよりもさらにインナーにひねって打ってくる。「すごいな」という感情の中で、ムキになったり(笑)、張り合うという意味ではなくて、自分も彼女の近くで点数を取りたいなと考えてプレーしていました。厳しい試合の中でもそういうところで楽しめた試合だったなと思います。
ーー古賀選手の存在は大きいですね。久光のチームとして古賀選手に勝ちたい、そういう気持ちがあった?
石井:NECさんはやっぱり彼女がチームの…彼女のチームだと思うので、彼女が崩れたり決まらなくなることによってNECさんはきつくなると思います。他の選手が決まっていなくても古賀選手だけが決まっている試合もありますし。いろんなコースに打てる選手ですから抑えるのは厳しいと思うんですけど、マークは絶対に外せない選手ですね。
ーー4強に向けて。

石井:チームとして波があるので、まず目の前のことに集中する。振り返ったら優勝していたねというようなチームでいたいと思います。結果に対して欲を出さずに、ひたむきに常に挑戦者の気持ちでやっていきたいと思っています。
ーー井上選手に。今シーズン2枚替えで入って形を作っていると思います。今日も長岡望悠選手の良さを引き出していました。

井上:2枚替えで入るシチュエーションですので、ブレイクをして流れを掴みたいというのもあるんですけど、まずはしっかりサイドアウトを取ることを大事にしています。次に(栄) 絵里香さんが入った時にいい流れで繋げられるようにというのを心がけてやっていて、流れが悪い時はしっかり切れるようにしたいなと思います。
ーー地元(三重県出身)でのプレーになりますね。
井上:(Vリーガーになって)初めての三重県での大会だったのですごくうれしくて。友人だったり知り合いが声をかけてくれたり、実際に応援に来てくれているのがすごくありがたいです。本当に初めての地元での大会で、すごく新鮮な気持ちで、それが力になりました。

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