2023-03-04 09:37 追加
久光・石井優希「古賀紗理那選手の近くで点数を取りたかった。張り合うというわけではないですが」、NEC・井上琴絵「自分たちがやってきたことを信じてチームで戦う」 V1女子会見
SV女子
●金子隆行監督

昨日に引き続き、自チームのオフェンスが上手く回らなかったことが一つ大きなポイントだったかなと思います。相手の外国籍選手の数字を落とすこともできていたんですけど、それでも決めるべきところでしっかり決めているというのが久光さんの印象で、決めるべき時に決められていないのがうちのチームとの差なのかなと思います。選手たちは一生懸命やってくれています。今日、勝ちにつなげられなかったのは監督である僕の責任だと思っています。
ーーご自身に対して厳しいコメントですが、采配の部分で「こうすべきだった」と感じているところがある?
金子:オポジットとセッターのところですね。2枚替えで入った澤田と廣田(あい)が良く機能していましたので、今日の試合に関してはそこをもっと使っても良かった。セッターには中川(つかさ)もいましたし、もっと場面場面で考えられたことがあったのではないかなと。
ーー山田二千華選手を投入して、流れを引き戻せたのでは?

金子:彼女の本来のパフォーマンスを考えたら、まだまだ遠いかなと感じています。彼女の持ち味はキルブロックだったり、しっかり高い打点からの打ち分けができる選手です。場面場面ではそういうところもありましたが、トータルで相手に見せつけられたかといえばそこまでではなかった。コンディションが上がってくればもう一段階高いパフォーマンスを出してくれると思っています。
ーー昨日に続き、第2セットで点差が開いてしまったことは?
金子:東レさんにしても久光さんにしても組織的にオフェンスを組み立ててくる中、うちは単発的なオフェンスになってしまうところが差として出ているのかなと感じています。年明け前にはオフェンス枚数を確保して、どこからでも攻撃していける体制を取っていたのですが、年明け以降は単発単発になってしまっています。古賀が決めれば取れる、決められなければ苦しいというような試合になってきているように感じています。

ーー残りの試合に向けて。
金子:やってきたことをやり続けるしかないと思います。残り1戦1戦、高いクオリティーのバレーができるように。サーブとオフェンスの躍動感をもう一回取り戻せるように準備をしていきたいと思います。

撮影 堀江丈
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