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会見・コメント

2023-03-03 23:20 追加

ジェイテクト・関田誠大「土日とも同じチームとの対戦で土曜日やってきたことを対策してくるのは当然なので毎試合変えようとしている」V1男子会見

V1男子 ジェイテクト会見

SV男子

2月26日に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県)で行われたバレーボールV1男子、サントリーvsジェイテクトの試合後会見のうちジェイテクト分をお届けする。

■ジェイテクトSTINGS
●村山豪選手(ミドルブロッカー)

昨日、今日を通してサントリーさん相手に負けてはしまい、西田選手が途中交代になってしまいましたがチームとしては収穫となることが多くありました。
反省しないといけない部分もたくさんありましたがマイナスに捉えずまだシーズンは終わっていないので来週東京GBさんと試合なのでそこに向けてチームとして1歩前進していけるようにしていきたいです。
●藤中優斗選手(アウトサイドヒッター)

途中からの出場ということで、いい流れを作れればなと思い入りました。
終盤決めきれることができず、レセプションも崩れ個人的な課題が残りました。
大事な試合で勝てなかったのが自分の力のなさを痛感しています。
終わったことは仕方がないので残りの試合を全力で戦えるように準備をしていきたいです。
●柳田将洋選手(アウトサイドヒッター/オポジット)

いろいろチームの中でトラブルはありますが、やることは変わらないと思います。
この2つの敗戦、その前の週のパナソニックとの3戦の敗戦(土曜日勝利、日曜日敗戦)で自分たちが残りの試合どう戦っていくかということにフォーカスをして(ファイナル4進出への)チャンスはまだなくなっていないと思います。
コートに立つからにはポジティブにチームとして何をすべきかというところに集中してやれれば良いと思います。
まずは来週の試合にコンディションを持っていけるように頑張りたいです。
●関田誠大選手(セッター)

僕たちがファイナル4へ行くために自力で行けるように非常に大切な試合でした。
そういう中でこのような展開になってしまい悔しいですし、勝つための準備をもっと考えていかないといけないと感じました。

――村山選手に。高さのある彭(世坤)、ムセルスキー(ドミトリー)選手と対峙するにあたって意識を変えたところはあるか?
村山:スパイクに関してはなかなか経験ができない世界レベルの高さの2人なので通過点を意識して打とうと思いました。
なかなか自分自身も決めきれずにこちらがサイドアウトを取らないと向こうのオフェンスの力が凄くあります。
そういったところで決めきれていないのは痛感しました。

――今日の試合の収穫について。
村山:こちらのブロックポイント自体は少ないですが(ブロック得点4)ブロックディフェンスとしては機能をしていた部分がありました。
相手の高さのあるスパイクを(キル)ブロックにはならなかったですがいいタッチをしてから切り返せるというところは凄く多かったです。
そこはいい収穫でした。

――藤中選手に。途中交代で入る中でプレーヤーとしての役割とコートの中の混乱した空気を立て直す役割があったと思うが。
藤中:最初から入る形と途中から入る形で大きく変わることはありません。
途中から入るときには僕が入るからには派手なプレーよりレセプションをしっかり1本返す、(ファーストタッチの)高さを意識した間であったりそういう数字にないようなプレーをしっかりやっていかないとという立場です。
そういうところを意識して日々入っています。
今日は数字としてあまり良くありませんでした。(サーブレシーブ成功率:50.0%)
個人としても課題が残ったかなと思います。

――雰囲気を変えていく点で考えられることは?
藤中:昨日の難しい場面で入ったときも(昨日は第3、4セットは普段起用されていないオポジットとしてプレー)雰囲気を上げないとということはありました。今日もそうです。
その点は僕自身全くできていないです。途中が入る選手が大きなエネルギーがあるとチームが助かると思います。
そこを役割の一つとして今後全うできればと思います。

――柳田選手に。先週の日曜日のパナソニック、今週のサントリー戦で勝てなかったのはちょっとした差があるのか、時間をかけないと解決できないところがあるのか?
柳田:相手が毎週変わっていくのでそれに対して自分たちがこれまでどういう風にやってきたかというのがベースです。
たとえば今日であれば特筆するのはムセルスキー、アライン選手のスパイクにどうやってアジャストさせていくかというところが重要です。
それが対峙した時にどれだけ早く対応できるか、自分たちがこれまで築き上げてきた前後左右の関係、6人立った時の自分たちのディフェンスエリアの関係性を(相手に対して)マッチさせていく。
来週であればグレートベアーズさんのアラウージョ(ラファエル)選手のディフェンスをどうやってマッチさせていくかということがどれだけ早く試合内で解決できるかによって第1セットから後半にかけて展開が自分たちに有利になっていくことも大いにあると思います。
それが今週、先週の上位チームになってくるとさらにそれに対して対応をしてきます。
自分たちがアタックできるチャンスに対して逆に相手のカウンターを食らってしまうパターンもあると思います。
それに自分たちがまた対応していかなければ第2セットこそ取れましたがそれ以降はなかなか難しい展開になりました。
そこを練習から常に考えてやっていくチームスタイルなのかなと思います。
それをまた来週準備をして対応できるようにしていきたいです。

――昨日、今日とアクシデントで選手が途中交代した中で今日の方が対応が早く見えたが?
柳田:前提として僕らがどういうポジションに立っても自分たちが課せられた役割を全うすることが仕事です。
それは昨日も今日も変わりません。
今日に関しては今迄リーグ中にやってきたオプションで突き通してやることができました。
僕自身はオポジットですが、リーグ中にやったことのあるポジションです。
もちろんできない部分もたくさんありましたが、「ボールが入ってくる前に関係性を新しく築くこと」は昨日よりはありませんでした。
なので自分自身の時間を長く使えた感覚があります。相手に対応するコミュニケーションがたくさん取れました。
昨日は新しいオプション(藤中選手をオポジットで起用)でやっていました。自陣の確認する事項が多かったです。
相手より自陣に向く時間帯が多くありました。そういったところがおっしゃった質問の感覚の違いで見えていたのかなと思います。

――関田選手に。サントリー戦で途中メンバーが交代して難しいところがあったと思うが、サントリーの高いブロックなどに対して意識したことは?
またミドルの使い方で昨日は(セッターよりライト側で打つ)Cクイックが多かった印象があったが、今日ほとんどなかったのは?

関田:土日とも同じチームとの対戦なので、土曜日やってきたことを対策してくるのは当然なので毎試合変えようとしています。その中でCクイックは今日ありませんでした。
逆にA、Bクイックを数は少ないですが使うことができました。(全115打数中ミドルブロッカーは19打数)
今日に限ってはムセルスキー、彭選手が非常に高いブロックなのでどうやったらそこでサイドアウトを取れるかというところを考えながらやっていました。
あとはしっかりトス(セット)を持っていければウチのアタッカーはムセルスキー選手の前でも点数を取ってくれる選手が多くいます。
そこはアタッカーに託しながら取り組みました。

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