バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN（V2女子）は3月4日、5日にAGF鈴鹿体育館（三重県）、猫田記念体育館（広島県）で計8試合を開催した。

アランマーレは5日、AGF鈴鹿体育館にて2位の群馬銀行と対戦し3-0のストレートで群馬銀行に勝利。
通算成績を18勝2敗とし、レギュラーラウンドの1位が確定した。
群馬銀行は3位に後退。

V2女子はレギュラーラウンド終了後、上位3チームがさわやかアリーナ（静岡県）で開催されるファイナルステージに進む。
ファイナルステージは総当たりではなく、3月25日にレギュラーラウンド2位と3位が対戦（ファイナル３）し、その勝者が翌26日にレギュラーラウンド1位と対戦（ファイナル）して最終順位が決定する。
最終順位の上位2チームがV1との入替戦であるV・チャレンジマッチ（シティホールプラザ アオーレ長岡にて4月8・9日開催）への出場権を得る。上記対戦方式によりレギュラーラウンド1位通過チームは最終順位2位以上が確保されており、アランマーレはV1との入替戦を戦う権利を確保した。

アランマーレは「善くて強いチーム」をスローガンに掲げ、「サーブから始まるトータルディフェンス」をチームコンセプトに北原勉監督のもと、着実に力をつけてきた。
近年はV2上位チームとして安定した実績を発揮していたものの、あと一歩のところで入替戦の切符を逃していた。今回、ついにチームの悲願であるV1昇格への挑戦権を得た。

次戦は11日、延期代替開催分の群馬銀行対熊本が群馬県（リモートマッチ）にて開催され、これをもって2022-23シーズンのV2女子レギュラーラウンド全日程が終了する。

寂しいことではあるが、今シーズンも既に発表されている選手以外にも現役を退く選手も出るであろう。
社業との両立や、練習時間が思うように確保できないなど、決して恵まれた競技環境とはいえないV2女子。
その中でも自分の可能性を信じ、バレーボールの可能性を信じ、バレーボールが大好きな気持ちで多くの選手が私たちに輝いたプレーを見せてくれた。
次のステージに進む選手・スタッフに心から拍手を送りたい。

3月5日終了時点での勝敗は下記の通り。

・アランマーレ（20試合18勝2敗、51ポイント）
・ルートイン（20試合15勝5敗、46ポイント）
・群馬銀行（19試合15勝4敗、44ポイント）
・浜松（20試合13勝7敗、39ポイント）
・仙台（20試合13勝7敗、36ポイント）
・JAぎふ（20試合10勝10敗、29ポイント）
・GSS東京（20試合8勝12敗、23ポイント）
・熊本（19試合7勝12敗、21ポイント）
・千葉（20試合4勝16敗、13ポイント）
・大野石油（20試合3勝17敗、16ポイント）
・ヴィアティン（20試合3勝17敗、9ポイント）

撮影　堀江丈

＊写真は前橋大会のものです