全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>レギュラーラウンド全日程が終了。得点王に熊本・入江彩水。1位アランマーレ、2位ルートイン、3位群馬銀行はⅤ・ファイナルステージへ Ⅴ2女子

トピックス

2023-03-12 11:48 追加

レギュラーラウンド全日程が終了。得点王に熊本・入江彩水。1位アランマーレ、2位ルートイン、3位群馬銀行はⅤ・ファイナルステージへ Ⅴ2女子

V2女子 レギュラーラウンド最終結果と個人賞

V女子

バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月11日にGBスポーツセンター(群馬県・リモートマッチ)にてコロナの影響で延期となっていた群馬銀行対熊本の試合を開催した。

試合はフルセットの熱戦となったが、熊本が勝利。これをもってV2女子今季のレギュラーラウンド全日程が終了した。

熊本は8勝目。Vリーグに再参入以来、2シーズン勝ち星がなかったが、12月4日の対GSS東京線で初勝利を収めるとその後は順調に勝ちを積み重ね、実りのあるシーズンとなった。

レギュラーラウンド1位はアランマーレ、2位にルートイン、3位に群馬銀行。
この3チームは3月25日、26日にさわやかアリーナ(静岡県)で開催されるV・ファイナルステージに進出する。
V・ファイナルステージは総当たりではなく、まず25日にシーズン2位のルートインと3位の群馬銀行が対戦。その勝者が26日にシーズン1位のアランマーレと決勝戦を行う。最終順位の上位2チーム、すなわち26日の決勝を戦うチームにはV1女子との入替戦(V・チャレンジマッチ)に参戦する権利も与えられる。
(アランマ-レはすでにこの権利を獲得済み)

代替開催はあったものの今季は最終的に中止試合がなく、全チームが20試合を消化してシーズンを終えた。一定の条件下のもとで声出し応援も解禁され、ようやく本来のVリーグが戻ってきた形だ。

各チームができる範囲でファンサービスなどにも応じている。V1以上に選手との距離が近く、それが大きな魅力でもあったV2女子。数年にわたるコロナ禍の中でチームとの壁を感じ、足が遠のいてしまった観客もいただろう。これからは集客面でもようやく本格的に反転攻勢が可能となる。

V2女子が新リーグ構想の中でどのような位置づけになるか。ファンにとっては期待と同時に不安もあるだろうが、地域密着という点ではむしろV1に先行している部分もある。来シーズンのさらなる盛り上がりに期待したい。

各個人賞は以下の通り。

・得点王(最多得点):入江彩水(熊本)

・スパイク賞(アタック決定率):小茂田夏海(ルートイン)
・ブロック賞(セット当たりブロック決定本数):オケケアル・メソマチ
・サーブ賞(サーブ効果率):張瓈文(ルートイン)
・サーブレシーブ賞(サーブレシーブ成功率):鶴ヶ崎佳寿葉(千葉)

最高殊勲選手賞など、その他の個人賞はV・ファイナルステージ終了後に発表となる。

レギュラーラウンド最終順位と勝敗は下記の通り。

1 アランマーレ(20試合18勝2敗、51ポイント)
2 ルートイン(20試合15勝5敗、46ポイント)
3 群馬銀行(20試合15勝5敗、45ポイント)
4 浜松(20試合13勝7敗、39ポイント)
5 仙台(20試合13勝7敗、36ポイント)
6 JAぎふ(20試合10勝10敗、29ポイント)
7 GSS東京(20試合8勝12敗、23ポイント)
8 熊本(20試合8勝12敗、23ポイント)
9 千葉(20試合4勝16敗、13ポイント)
10 大野石油(20試合3勝17敗、16ポイント)
11 ヴィアティン(20試合3勝17敗、9ポイント)

撮影 堀江丈

*写真は流山大会のものです

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック