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会見・コメント

2014-06-01 20:34 追加

眞鍋監督・迫田さおり・高田ありさ

3人による今年度全日本を語るインタビュー

全日本代表 女子

眞鍋政義監督

manabekantoku-MB1について。
失敗ではなかった。グラチャンではロシアに勝ち、最終的には銅メダルを獲ることができたので、我々にとってはプラスだな、と。確かにMB1だけでいいのかどうか? 当然、次の五輪を見据えて、その中でいろいろな数字を含めて、ひとつだけ言えるのは、私自身、バレーボールを何十年もしてますけど、バレーボールという競技はいろいろ考えますと、25点、もしくは15点を相手よりも先に取ったほうが勝ちますよね。というシンプルな考えで、自分たち自身も今までのことを全部払拭して、という考えのもとで進化をしていくつもりでいます。

-改めて、MB1を分析・検討されて、よかった点と問題点は?
よかった点は、MBのところに違う選手が入ってましたが、昨年は迫田…。そのポジションだけ考えますと、MB2人の選手よりも当然点数をたくさん取ることができます。課題とするのは、当然、1か月間しか練習できてなくて、細かいことを詰める時間がなかったですから、特にラリー中は確認ができなかったかな?というところが反省点です。

-ブロック面に関しては?
ブロックだけでいうと、チームとしてスコアもよかったと思います。ただ、グラチャンは5試合ですから、試合数が少なく、一概には言えませんが。

-今季について。
モントルーは経験の少ない、新しい選手を選考し、従来型のMB2人、オポジット1人という構成になると思います。次の6/6からの合宿で新しい戦術に入っていくかなと。恐らく、日本では皆さんに発表できるのが8/20、ワールドグランプリの決勝ラウンドの前かな?と。その時にはいろいろ説明をしながら、戦術面を発表していけると思います。

-6/6以降は、新戦術しか使わない方向ですか?
それはわかりません。これまで通り、MBが2人になるかもしれませんし、今の段階ではまだ言えないですね。でも、世界と同じことをしていたのでは勝てない。そのためにMB1の変化、進化。それしかないと思います。当然、新しいことをするのですから、リスクがあるのは重々承知しています。でも、新しいことをやらないと、勝てないと思いますね。

-新戦術の名称は?
ある程度、決まっているのですが、言っても絶対にわからないと思いますね(笑) 決まってるといっても、ぼやっとですけどね。

-佐野選手の復帰とコーチ兼任にした理由は?
佐野は世界でも1、2を争うスーパーリベロ。今年からは世界3大大会になりますから、ぜひ、その力でチームを安定させてほしい。コーチ兼任については、若い選手もたくさんいるので、佐野を見て勉強してほしいですし、人に教えるということは難しいですから、その経験を通じて、佐野自身ももう一回り大きくなってほしいと考えています。

-佐野と若手選手も一から競争させる?
当然ですね。若手もベテランも関係なく、全員がチームジャパンですから、最終的に12名、14名、今年ベストな選手を選考していこうと思っています。

-佐野選手に復帰をオファーしたのはチャレンジマッチの頃?
実際にはもう少し前ですが、彼女は安定してますから、目に見えない力があるんですね。それは木村とかに訊いてもらえばいちばんわかると思いますけど、横にいる選手が佐野がいてくれるだけで前衛に集中できるんですね。時間がかかりましたが、いろいろ説得しました(笑)

-9人制の宮本選手を選考した経緯について。
今年に入って、京都で9人制の大会を見て決めました。あのすごいサーブをパッとかわすのが6人制でも通用するのかどうか、やってみないとわかりませんが、世界に挑戦させてあげたいと思いました。

-セッターについて。
グラチャンでは中道がメインで上げましたが、現状では彼女が一番安定していますね。でも、若い選手も数名入ってますし、そこでどうやってコラボしていくかということも合宿で見極めていきたいと思っています。

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