2023-04-15 10:40 追加
NEC・島村春世「サーブが機能して、相手の攻撃を絞らせることができた」、久光・石井優希「残り1試合は消化試合ではなく、今シーズンの集大成として戦う」 V1女子
4月9日 久光対NEC V1女子ファイナル4 会見コメント
SV女子
4月9日に高崎アリーナで行われたバレーボールV1女子ファイナル4、久光対NECの試合後の記者会見コメントをお届けする。
久光 0(13-25、20-25、23-25)3 NEC
■久光スプリングス
●酒井新悟監督
今日はNECさんの集中力が本当にと素晴らしかったと思います。
今日のゲームに臨むにあたっては、NECさんは攻撃のバリエーションが多かったり、ラリー中の攻撃テンポが速いので、うちのチームとしてはブロックの位置取りであったり、攻守の切り替え中でもしっかりとブレイクをしていくということが目標だったんですけど、どうしても攻守の切り替えの中で後手後手に回ってしまい、逆に1本目がうまく精度が上がらず、慌てるような状況になってしまいました。
今日はディグアタックの効果率がほとんど出ていないんですけど、そういったところが今日のひとつの大きな敗因かなと思っています。
ただ、途中から出た中川(美柚)や、長岡(望悠)は本当にこうしっかりと自分の持ち場で仕事をしてくれたと思います。チームとしても、最後まで諦めずに戦ってくれた選手たちを誇りに思いたいです。
悔しいですけど、まだ来週、1つ試合が残っています。ベストを尽くせるように、また準備したいと思います。
――途中で長岡選手と中川選手を投入し、第3セットはスタートから長岡選手を起用した狙いは?
酒井:最初にお話しした通り、中島(咲愛)の決定率が上がらず、リセ(ファンヘッケ)の方も少しそこの部分で落ちていました。チームとしては、ラリーを取るにあたっては決定率を上げたいということで、この2人を入れました。プラスして、中川は高さがありますのでブロックのところと、前半サーブが効いていなかったこともあり、中川はサーブがいいので、そういったところに期待を込めて起用しました。
――第3セットはかなり接戦に持ち込めたのでは?
酒井:そうですね。1セット目、2セット目はサーブの効果もあまり出ていませんでしたが、2セット目からまず最初に平山(詩嫣)を入れて、 その後、中川を投入した段階で、少しずつサーブが効くようになりました。3セット目もサーブが効いた分、中盤から後半にかけてこちらが走れた要因だと思っています。
ただ、やっぱり最後、2枚時S4のところで詰まってしまったところが、しっかり切らないといけなかったところかなと感じています。
――次戦は今季最終戦になりますが、「こういう久光を見せたい」というものがあれば教えてください。
酒井:先日、引退選手の発表もありましたけど、このメンバーでやる機会というのがあと1試合になってしまったので、そういった意味でも、全員で今までやってきたことを証明できるように戦いたいなと思っています。
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