2023-04-15 10:40 追加
NEC・島村春世「サーブが機能して、相手の攻撃を絞らせることができた」、久光・石井優希「残り1試合は消化試合ではなく、今シーズンの集大成として戦う」 V1女子
SV女子
■NECレッドロケッツ
●島村春世選手
今日の試合はこちらのサーブが機能して、相手の攻撃を絞らせることができて、ブロックもいい感じではめられたという印象です。でも、その前にこちらの攻撃のリズムをもう1回見直そうということで今日入って、そこのテンポはすごく良かったと思うので、来週に向けてまた精度高くやっていけたらいいなと思ってます。
●古賀紗理那選手
今日は3-0で勝つことができて、次の週に繋げられたのがよかったと思います。今日の試合だけに関して言えば、サーブで攻めて、相手のCパスからの攻撃であまり決めさせずに、こちらのオフェンスが落ち着いてできたのが勝因だと思います。また次の週もあるので、集中してまたコンディション整えてやっていきたいと思います。
ーー古賀選手に。昨日と今日とでチームとして違っていた部分は?
古賀:昨日もサーブの効果は良かったんですけど、サーブで攻めた後のCパスからの攻撃で、昨日は点数を取られることが多かったです。今日はしっかり抑えて、シャットも増えてましたし、そこからのオフェンスというところのテンポが良かったのかなと思います。
――島村選手に。3セット目から相手がメンバーを入れ替えてきた中で、どういうところに気をつけて戦いましたか?
島村:長岡選手が左利きというところで、マークの仕方などが変わったのですが、私個人としては、もうとにかく、久光さんに対しては、高さよりはブロックの完成と、ネットの向こうというか、相手のネットの方で裁く。とにかく、手を前に出して、完成を早くするというような意識を持ちながらやっていました。そして、キルブロックを狙っている部分では、相手を誘い込みながらとか、相手と駆け引きしながら、「こっちに来るだろうな」というところに手を出したりというような、個人的な駆け引きが今日はできたなと思うので、そこは継続してやっていきたいです。まずはチームで決められたブロックディフェンスの責任範囲、ブロックでの責任範囲をしっかりと締めていけるようにと考えながらやっていました。
●金子隆行監督
昨日の敗戦から、もう1回オフェンスをひとつのテーマにやってきて、その中でもオフェンスも悪くなかったんですけど、サーブ&ブロックがいいところでしっかり機能できたところ が良かったのかなと思います。3セット目も終始苦しい展開が続きましたが、もう1回我々の強みであるサーブからの流れをしっかり作って、最後、ブロックで仕留めるということができたことがよかったです。来週の埼玉上尾さんも非常にクオリティの高いバレーをしてくるので、そこにこちらがバレーの質で負けないように準備していきたいと思います。
――セッターの起用について。今日は澤田(由佳)選手と、 2枚替えの中川(つかさ)選手でしたが、前日の塚田(しおり)選手と変えた狙いは?
金子:昨日は東レさんというところで、両レフトにオフェンス力の高い選手がいたので、塚田の高さを大事にやっていきました。今日に関しては、オポジットの方に攻撃力のある選手がいたので、澤田のブロックが低くても大丈夫だろうというところと澤田の豊富なアイデアのあるトスワークというところ、久光さんはブロックディフェンスが非常にいいチームなので、そこに的を絞らせないようにというところを狙いで起用しました。
中川に関しても、ディフェンスも非常にいいですし、結構冷静にプレーするので、2枚替えのところで、後ろのディフェンス力も期待して入れました。
――3セット目の中盤1点リード されているところで、終盤に追いついて逆転できた要因は?
金子:今日の試合、我々は勝つことでしか次に望みを繋げることはできなかったので…。どういう展開であっても最後まで諦めないっていう話は、ミーティングでも、キャプテンの方から出ていましたし、そこは選手たちも自分たちが最後まで諦めないで、しっかり集中して、クオリティの高いサーブからブロックディフェンスではめられたところは、非常に良かったかなと思います。タイムアウト中も、選手たちから常に前向きな言葉が出ていたので、その結果が最終的にこちらに流れを引き寄せられたのかなと思っています。
写真:黒羽白
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