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会見・コメント

2023-05-11 11:54 追加

PFU・鍋谷友理枝「気持ちも体も苦しかったが勝利できて本当に良かった」、坂本将康監督「選手が強い意志でやりぬいた。すげえな、かっこいいなと思った。感謝しかないです」 黒鷲旗優勝コメント

黒鷲旗 女子優勝 PFUコメント

SV女子

丸善インテックアリーナ大阪にて開催された第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会決勝戦のコメントをお届けする。

■優勝 PFUブルーキャッツ

●鍋谷友理枝選手(アウトサイドヒッター)

今日の試合で6連戦ということもあって気持ちも体も苦しいところはあったのですけれど、みんなで気力を振り絞って最後の1点まで集中してプレーできました。それが優勝に繋がったと思っています。本当に今日は勝てて良かったなと思います。

● 志摩美古都選手(アウトサイドヒッター)

今回の黒鷲旗は全員で勝ち取った優勝だと思います。個人的には自分がフロントの時に相手にブレイクされた印象があるんですけど、その時に中にいる先輩方や外からの声をしっかり聞いて落ち着いてプレーができたと思いました。気持ちも前向きにできた試合だったと思います。

●綿引菜都美主将(ミドルブロッカー)

昨日(準決勝、岡山戦)フルセットだったので全員体もきつかったですけど、ここまで来たら絶対優勝しようと。その気持ちで今日も練習から挑むことができました。第3セットは少し離されてしまって苦しい場面もありましたが、追いついて自分たちのバレーができていました。セットは取られてしまったのですが、それが第4セットに繋がったのかなと思います。すごく苦しい6日間でしたが、優勝することができて本当に良かったです。

●大村季色選手(オポジット)

メンバーも限られた中で苦しい状況でしたが昨日、フルセットでビハインドの状態から3セットを取ったのも(今日の勝利につながって)良かったと思います。今日もスタートからPFUらしく明るく全員で戦えたのが勝因だったと思います。

ーーPFUにとってはどんな大会、試合になりましたか?

志摩:このチーム(メンバーで)できるのは最後でした。全員がコートに入ることはできなかったですけど、しっかり外からも中からも一人ひとりがPFUらしい自分の持ち味を出して…声で盛り上げたりとか、そういうことがすごくできた試合かなと思います。

綿引:率直に嬉しく思います。サマーリーグ、国体と優勝して、Vリーグでは少し悔しい思いをして、全員で気持ちを改めて臨んだ大会だったので。練習からたくさん話をしてきました。この大会にかけていた思いがあったので本当に嬉しく思います。

ーー鍋谷選手に。どんな思いで決勝に臨んだ?

鍋谷:とにかくみんなと勝ちたい、最後までプレーしたいという思いでした。

ーー場内のインタビューで涙していましたが。

鍋谷:このメンバーでできる最後の試合なんだなって思ったら自然と涙が出てきてしまって(笑)ちょっと恥ずかしかったですが、最高の仲間とプレーできて私にとってもかけがえのない財産になったと思います。

ーー大会を終えてどういう気持ち?

鍋谷:6連戦がきつかったなという思いと、怪我人(細沼綾選手が負傷)が出てしまいましたが、最後までみんなで笑顔を絶やさずにできたので良かったなと思います。

ーー大村選手へ。今大会はスタメンで出場しました。次のリーグにどう繋げていきたい?

大村:Vリーガーとしてスタメンから出るのは初めてでしたが、周りの先輩方の声掛けが自分の力に変わりました。1日目、2日目となかなか自分の力が出ず、4日目のKUROBE戦でやっと少しだけ自分のプレーが出せたと思います。

その後も先輩方の声かけを力にして若手らしくやりました。優勝したこともそうですし、今大会のスタートから出た経験を大切にして今後、自分の良さをどんどん出してプレーしていければと思います。

ーー志摩選手に。2年連続の決勝でした。どんな心境で試合に臨んだ?

志摩:緊張もしましたけれど、楽しみたいという気持ちで臨めた試合でした。

ーー4セットはどのような声がけをした?

志摩:勝ちに行こう、と。ただそのことだけを一人ひとりが思っていましたし、声にも出ていたと思います。

ーー得点源のバルデス・メリーサ選手がいない中でどういうプレーをしようと思った?

志摩:自分自身で決められない時もあったんですけど、仲間を信じてやりました。リバウンドでも人がいてくれる安心感もありましたし、声掛けもあったので、仲間を信じてプレーできたのが良かったと思います。

ーー自身のプレーをどう振り返るか?

志摩:前に出たらしっかりスパイクを決める。後ろに下がったらみんなをサポートする。役割を明確にしたいなと思ってやっていました。

ーー綿引主将に。昨日は石川で大きな地震がありました。どのような思いで試合に臨んだ?

綿引:大きな地震があって石川のことはすごく心配です。その中で私たちが勝つことで少しでもみなさんを勇気づけることができて、元気になって貰えたらいいなと思いました。より自分たちが決勝にかける思いが強くなったと思います。

ーー主将として臨む大会。どのようにチームをまとめようと思ったか?

綿引:アコスタ(ロスランディ)キャプテンが抜けて、自分と髙相みな実が副キャプテンでしたので2人でこの黒鷲旗まで引っ張ってきました。チームをまとめたり、持ち上げるためには、自分がうまくいかない時にも前を向いていないといけないんだなって。すごくこの大会で学びましたし、そのことが自分の力にもなって、志を高く持って戦えたと思います。

ーー「粘り強く戦う、拾い負けない」ということを大会の課題にされていました。昨日の岡山戦でもロングラリーが続く中で最後に勝ち切りましたね。

綿引:ブロックもみんなが諦めずに最後まで跳んでいました。その抜けたところを後ろが拾う。ティップにも全員反応していました。ボールを落とさないことへの執着心が試合を重ねるごとに上がっていったなと感じています。
岡山戦はあっちにもボールが落ちなくて(笑)本当にラリーが長くて苦しい展開だったんですけど、それに負けないディグの力がありました。
拾ってくれるからアタッカーも頑張って打つ。拾い負けない強さというのが黒鷲旗ではあったと思います。

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