2023-05-31 12:16 追加
男子代表がVNL開幕記者会見。フィリップ・ブラン監督「VNLはパリ五輪予選の前哨戦として、大事な大会。チーム力、スキルを向上させ、高いパフォーマンスを出すことが目標」
男子代表始動会見
全日本代表 男子
公益財団法人日本バレーボール協会は31日、6月6日から日本ガイシホール(愛知県名古屋市)で行われるネーションズリーグ(VNL)男子名古屋大会を前に、愛知県内で記者会見を行った。
最初にフィリップ・ブラン監督が登壇。
「富山で中国との親善試合を行い、最初の力を試す良い機会になった。その後、ジェイテクトで合宿を行い、大塚達宣、富田将馬、西山大翔がBチームに移動した。Bチームは真保綱一郎監督のもと、岩手で中国と親善試合を行い2勝したので、賛辞を贈りたい。ジェイテクトの合宿からイタリアリーグを終えた石川祐希主将と髙橋藍が合流。合宿中はコンビ、チーム力、サーブの質を高めることなどに注力した。選手の調整具合に個人差がある中、合流したばかりの石川と髙橋藍に負荷をかけすぎずに他の選手の強度を維持する必要があった。ミドルブロッカーについて、髙橋健太郎は腰のケガからの復帰を目指している。村山豪は膝の怪我の治療に専念、エバデダン・ラリーも怪我からの復帰途中のため、麻野堅斗がAチームに合流した。明日のポーランドとの親善試合はネーションズリーグ(VNL)本戦前に短期間ではあるが、石川と髙橋藍の調子を見たり、チーム全体の意思決定や修正スキル等を確認する。主力を欠いていてもポーランドが世界トップレベルのチームなので、経験を積む良い機会となる」と現在の状況を話した。
6月6日からのVNLについては、「各選手にスキル向上のための課題を出し、それぞれ上達してくれた。選手、スタッフ全員がVNL開幕を待ちわびている。VNLは世界ランク維持、向上、OQT前の前哨戦として大事な大会。世界トップレベルとの試合を経験し、試合の中でのチーム力、修正スキル等を向上させ、高いパフォーマンスを出せるようになることが目標。日本ラウンドは我々のバレーを日本のファンの前で披露する良い機会。初戦のイラン戦はアジアトップを維持するための大事な試合となる。ファイナルラウンド進出を目指す上でトップレベルとの戦いが大切になる」と語った。
その後、スタッフの紹介があり、記念撮影を行った。
選手の会見は別記事でお届けする。
写真:坂本清
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