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会見・コメント

2023-06-16 01:00 追加

深津旭弘「このチームに来て日が浅いのでどれだけ信頼をひとつ一つ獲得することが大事」フランス戦コメント

深津旭弘 フランス戦コメント

全日本代表 男子


06月11日に日本ガイシホール(愛知県)で行われたバレーボールネーションズリーグ日本vsフランス戦後の深津旭弘選手コメントをお届けする。
この試合では宮浦(健人)選手と共に2枚代えで起用され、第3セットはセットの最後まで、第4セットは最初から起用され勝利に貢献をした。

■深津旭弘選手(セッター)
2枚代えで宮浦と変化が欲しいところで入りました。常に準備はしていました。
第4セットはそのまま行くとは予想していませんでしたが、準備はしていたのでその第3セットの勢いのままでやれば良いなと思ったので頑張りました。
覚悟を決めていくだけでした。もちろん怖さもありましたが怖がっても仕方がないので思い切っていきました。

――トス回しは前半(関田選手が上げていた)ことを踏まえてどのように上げていたか?
深津:パスをいいところに供給してもらえていました。相手のミドルは(気配を)感じ取れたのでクイックが通ったのが大きかったです。
そこで詰まってしまうと勢いがなくなる部分があるので、自分もそうですしミドルの小野寺(太志)、(髙橋)健太郎がしっかり決めてくれたので楽になりました。

――宮浦選手に最後セットを集めたが?
深津:もう最後託すのは見えていました。その中で変化をつけることはありますが軸は宮浦で考えています。
2枚代えで(出る場面が多いので)きっちり(点を)取りたい部分があります。

――宮浦選手にセットが合っている感じがあったが合わせている時間はあったか?
深津:5月ぐらいから宮浦選手が合流しました。時間は少ないですけれどもそれを言い訳にしても仕方がありません。
期間があろうがなかろうが結果を出すことがここ(日本代表)では一番重要だと思いますし、言い訳しないのは自分の中で決めています。
どういう場面でもチームのプラスになることだけ考えて頑張っています。

――試合後のコートインタビューで「最高です!!」を繰り返すなど弾けていました。最後の石川(祐希)主将も「最高です!!」を引き継いで言っていたが。(「最高です!!」は今年の野球WBCで侍ジャパンの岡本和真選手がヒーローインタビューで受け答えに使っていた)
深津:あいつらは俺のことバカにして好き勝手言ってきます。それはそれでいいと思います。

――石川選手に「いけ!!」と言ったか?
深津:言っていません。自分の流れに乗った感じです。恥ずかしがっていました。(その後石川主将がツイートでも「最高です」を使用)
ああいうことをできることを見せられたので石川のいいところの一つを引き出せました。

――チームの雰囲気は?
深津:今のところはうまく行っています。雰囲気は勝っているからいいです。
これからいろんな状況が出てくるときに自分たちが持っている課題を解決していくことが重要です。
まだまだこれからだと思います。
これから強敵と戦うので雰囲気が良くなくなることがあると思います。
そこでどういう立ち振る舞いをチーム全体、個人個人でするかだと思います。
自分もチームがどういう状態になってもチームにプラスになるような雰囲気と自信を失わずにやりたいです。

――これから先発としても出場したいというところはあるか?
深津:まずは2枚代えで結果を残すことがまずは自分の持ち場です。
そこでしっかり残して今日みたいな第4セットのスタートからということもあります。
自分はまだまだこのチームに来て浅いのでどれだけ信頼をひとつ一つ獲得することが大事です。

――このチームでやってみてセッターとしてやりやすいか?
深津:皆技術も高いですし、メンタルも強いものを持っています。
それに自分も乗っかってやっていくだけです。やれる幅がこのメンバーだと増えます。
縮こまらず大きくバレーをしていきたいです。

――このチームの課題について。
深津:リードして追いつかれることはありますが、ゲームをコントロールできていますのでその点はいいです。
これから相手のレベルが上がってくるのでその時にどうなるかだと思います。

写真:黒羽白

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