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会見・コメント

2023-06-21 01:56 追加

髙橋藍「コースを抜いてくる時にしっかりそこに手を出しておけば必ずチャンスはあるとは感じてた」VNLカナダ戦後コメント

VNL男子 カナダ戦コメント

全日本代表 男子

6月20日にオルレアン(フランス)で行われたバレーボールネーションズリーグ日本vsカナダ戦後の髙橋藍選手コメントをお届けする。

■髙橋藍(アウトサイドヒッター)
1、2セット目は日本のバレーボールというか、サーブからブロックディフェンスというところで、すごくいいリズムできていたので、そこはかなり自分たちの入りとしては良かったなと思います。でも、3セット目に少し相手のサーブが入ってきて、そこで崩されてサイドアウトが取れないっていう場面があったので、そこは自分たちがもっと耐えて、サイドアウトをしっかり取ってという集中力が必要だったのかなと感じました。そこはしっかりと改善していきたいと思うんですけど、そこから切り替えて4セット目、スタートからまたいい形ができたので、それは自分たちでさらに自信にして、次に繋げていけるんじゃないかなと思いました。

――サーブに関して、3セット目に相手のシュワ―ツ選手にサービスエースを取られてしまった場面でとても驚いたような表情をされていましたが、髙橋選手の視点からはどんなサーブだったのでしょうか。

髙橋:そうですね、まあ来るとわかったんですけど、かなりいいサーブが入ってきたので。本当に速さがあって、あの高さからのすごくいいコースに入ってきて、 自分でもやっぱり強いサーブだったなっていうところがありました。返せなかったところは自分がもっともっとスキル上げていかないといけない部分だと思います。あの場面でああいうサーブが来るってところは、本当にまたさらに違う相手であったり、さらに強いチームに当たっていく中で、あのようなシチュエーションは増えてくると思うので、そこでしっかりとレセプションできるように、もっともっと求めていかないといけないなとは感じましたね。

――しかしその後髙橋選手もシュワーツ選手をブロックで仕留めましたね。あのときは何を考えてブロックに跳んでいましたか。

髙橋:シュワーツ選手はすごい高さのある選手なので、そこでキルブロックはなかなか難しいかなと思ってたんですけど、やはりコースを抜いてくる時にしっかりそこに手を出しておけば必ずチャンスはあるとは感じていました。 シュワーツ選手が好きなライン(ストレート)はもちろんリベロに任せる場合もありますけど、時には自分自身がラインを締めることも考えていたので、そこがうまく今日はまったのかなってところはありましたね。

――カナダはそのシュワーツ選手とマー選手という来季モンツァでチームメイトとしてプレーする選手たちが活躍していましたが、これについてはどう感じていますか。

髙橋:まず一緒にやれることがすごく楽しみです。あれだけ高さのある選手であったり、パンチ力のある選手は、なかなか一緒にプレーする機会がないと思うので、 来年どういう形になるのか。自分自身のもちろんディフェンスもありながらオフェンスの部分で、どういうチームになっていくのかというところはすごく楽しみですね。

――明日のキューバ戦に向けての意気込みをひとことお願いします。

髙橋:キューバというチームはポテンシャルが高いチームですし、もちろん高さもあってパワーのあるチームなので、 その中で自分たちと違う部分はレシーブ力であったりディフェンスの部分なのかなと。プレーの細かさはキューバ相手に日本が勝っているところだと思いますし、もちろん今日と同じように、攻撃の面が強いチームなので、それを出させないためにもサーブからしっかりと崩すというところがキーになってくるはず。サーブのところからリズムが作れるように頑張っていきたいなと思います。

文・写真:堤敏樹

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